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LIVシリーズ合流のステンソン、ライダーカップ欧州チーム主将を解任

LIVシリーズ合流のステンソン、ライダーカップ欧州チーム主将を解任

Posted July. 22, 2022 09:29,   

Updated July. 22, 2022 09:29

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2023ライダーカップ(男子ゴルフの米国と欧州の対抗戦)の欧州チーム主将を務めるヘンリック・ステンソン(46)がサウジアラビア資本が主導するLIVゴルフ・インビテーショナルシリーズに合流した。

ステンソンは21日、SNSを通じて「色々と悩んだ末にLIV合流を決めた」と明らかにした。前日、DPワールドツアーが今年3月、ライダーカップ欧州チームの主将を任されたステンソンを解任すると明らかにし、ステンソンのLIVゴルフ合流は予想された。ステンソンは30日から3日間、米ニュージャージー州にあるトランプ・ナショナル・ベドミンスターGCで開かれるLIVゴルフシリーズ第3戦にジェイソン・コクラック(37)、チャールズ・ハウエル3世(43)と参戦することを表明した。

2016年全英オープン優勝者のステンソンは、米男子ツアー(PGA)で6勝、DPワールドツアーで11勝を挙げている。2016年リオデジャネイロ五輪では銀メダルを獲得した。ステンソンは2017年のPGAツアー・ウィンダム選手権で優勝して以来、優勝がない。

英BBCは、LIVゴルフが世界ランキング171位のステンソンに手を差し伸べたことに「ライダーカップの主将はゴルフ選手には最高の名誉の一つだ。ステンソンを合流させながらLIVゴルフは直接的にDPワールドツアーにひびを入れた」とし、「ステンソンの後任で誰かが主将になっても名誉は失墜するしかない」と伝えた。

2023ライダーカップは来年9月、イタリア・ローマのマルコ・シモーネG&CCで開催される。米紙USAトゥデイは空席になった欧州チーム主将に、ローリー・マキロイ(33)、ジャスティン・ローズ(42)、ミゲル・アンヘル・ヒメネス(58)ら8人の候補を挙げた。同紙は、マキロイについて「これまでLIVゴルフ批判の先頭に立ってきた。ステンソンのLIV合流で混乱している欧州チームを率いるのに適切だ」と評価した。


金東昱 creating@donga.com