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フォードが8000人の人員削減へ、テスラはビットコインの75%を売って現金確保

フォードが8000人の人員削減へ、テスラはビットコインの75%を売って現金確保

Posted July. 22, 2022 09:30,   

Updated July. 22, 2022 09:30

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米自動車メーカーのフォードは人員削減を推進し、1000人以上の人員削減を行ったマイクロソフト(MS)は新規採用も減らす。すでに人員削減の計画を明らかにしたテスラは、保有しているビットコインの75%を売って現金保有量も増やすなど、グローバル企業各社は景気低迷の危機の中で不確実性に備えている。

20日、米ウォールストリートジャーナル(WSJ)などによると、フォードは4000~8000人の人員削減を準備している。正確な人員削減の規模や時期は確定していないが、内燃機関車事業部の事務職が主な人員削減の対象になる見通しだ。昨年10月に就任したフォードのジェームズ・ファーリー最高経営責任者(CEO)は、2026年までに30億ドルのコストを減らし、電気自動車への転換のための投資金を用意すると明らかにしている。また、役職員18万人の1%前後を削減したMSは、景気低迷の懸念から新規採用の規模を縮小すると、ブルームバーグ通信が同日報じた。

先月、従業員200人あまりを減らしたテスラは、保有していたビットコインの75%を売って、現金9億3600万ドル(約1兆2300億ウォン)を確保したと明らかにした。テスラのイーロン・マスクCEOは同日、カンファレンスコールで、「新型コロナによる中国の封鎖政策が不確実性を拡大し、現金保有量を増やす必要があった」と説明した。ただ、「今回の売却は、ビットコインの未来に対する最終判決ではない」と話した。

同日発表したテスラの今年第2四半期(4~6月)の売上高は約169億3400万ドル(22兆2175億ウォン)で、前年同期比42%伸びた。純利益は22億5900万ドル(2兆9700億ウォン)で、昨年同期より98%急増した。ただ、インフレと「スーパードル」の影響で、今年第1四半期(1~3月、33億ドル)よりは減少した。WSJは、「テスラの記録的な利益疾走が止まった」と評価した。


金玹秀 kimhs@donga.com