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「北朝鮮はならず者政権」 ゴールドバーグ駐韓米大使が赴任

「北朝鮮はならず者政権」 ゴールドバーグ駐韓米大使が赴任

Posted July. 11, 2022 08:59,   

Updated July. 11, 2022 08:59

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米国のフィリップ・ゴールドバーグ新駐韓大使が10日、韓国に到着した。ゴールドバーグ氏が韓国に来たことで、昨年1月のハリス前大使の辞任後、約1年半続いた駐韓米大使の不在状態も解消された。

ゴールドバーグ氏は同日午後、仁川(インチョン)空港に到着し、取材のため待機していた記者団に、「到着してうれしい」と短い言葉を残してソウルに移動した。

ゴールドバーグ氏は、オバマ米政権で対北朝鮮制裁の履行に深く関与し、対北朝鮮強硬派と評価されている。2009~10年に北朝鮮政策担当調整官を務め、09年5月の北朝鮮の2回目の核実験を受けて採択された国連安保理対北朝鮮制裁1874号の履行も統括した。ゴールドバーグ氏は当時、中国を念頭に、「(対北朝鮮制裁に向けた)一つの見解、一つの目的」を掲げ、制裁履行に参加するよう呼びかけた。ゴールドバーグ氏は4月、米上院外交委員会の承認公聴会で、北朝鮮を「ならず者政権(rogue regime)」と呼び、「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)は断固として堅持し続けなければならない」と主張した。

ゴールドバーグ氏は職業外交官の中で最高位職の「キャリア大使(Career Ambassador)」のベテラン。職業外交官が駐韓大使になるのは、11~14年に大使を務めたソン・キム米国務省北朝鮮担当特別代表以来、約7年ぶり。


申晋宇 niceshin@donga.com