Go to contents

尹大統領が国家有功者らと昼食懇談会、「皆さん一人ひとりが英雄」

尹大統領が国家有功者らと昼食懇談会、「皆さん一人ひとりが英雄」

Posted June. 18, 2022 09:10,   

Updated June. 18, 2022 09:10

한국어

「皆さん一人ひとりが英雄です」

尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が17日、韓国戦争で戦死し遺骨が発見された兵士(報勲対象者)の家族や国家有功者130人を招待した昼食懇談会で、「一寸の隙もなく皆さんを守る」とし、このように話した。尹大統領は同日、金建希(キム・ゴンヒ)夫人とともにソウル龍山区(ヨンサンク)戦争記念館で、国家有功者や報勲家族との昼食懇談会を行い、「国家のために犠牲になり献身された方々を国民と共に記憶し、その精神を責任を持って継承することが国家の品格であり、国のアイデンティティを確立する道だ」と述べた。懇談会が行われた戦争記念館については、「共産勢力の侵略から大韓民国を守った護国英霊を称え、国難克服の歴史が宿るところ」と説明した。

昼食懇談会には、韓国戦争勃発から72年ぶりに遺骨が見つかった故チョ・ウンソン下士と故キム・ジョンスル一等兵の家族が参加した。チョ氏の遺骨は昨年10月、非武装地帯(DMZ)の白馬(ペクマ)高地でうつ伏せの状態で発見され、キム氏の遺骨は10年前、慶尚北道浦項(キョンサンプクト・ポハン)で収拾され、今年5月に身元が確認された。

大統領夫妻と朴敏植(パク・ミンシク)国家報勲処長は、懇談会場の入り口で、国家有功者と遺族を直接出迎えた。レッドカーペットが敷かれた懇談会場の入り口には、儀仗隊が両サイドに並んでいた。大統領夫妻は、参加者と握手し、腰をまげて挨拶した。尹大統領は、「国家有功者名牌」を有功者に授与した。2019年に「国家有功者名牌」が制定されて以降、大統領が直接伝えたのは初めて。これに先立ち尹大統領は6日、戦没者追悼の日の追悼式で、「国家有功者と遺族を温かく抱く」と約束した。


張寬錫 jks@donga.com