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海外からの未接種入国者、きょうから隔離免除

海外からの未接種入国者、きょうから隔離免除

Posted June. 08, 2022 08:35,   

Updated June. 08, 2022 08:35

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8日から、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の有無とは関係なく、海外からの入国時の隔離義務がなくなる。サル痘は、感染時に隔離する「2級の感染症」に分類する一方、改良ワクチンの導入を推進する。

7日、中央防疫対策本部は2020年3月以降、新型コロナの拡大を防ぐために実施してきた海外からの入国者の隔離を、8日0時から全面廃止すると発表した。既に入国して隔離中の人も、入国後、新型コロナの検査結果が陰性であれば、新しい基準が遡及適用され、8日から隔離が解除される。ただ、入国前後の2度の新型コロナの検査義務は維持される。

この措置は、国内での新型コロナの流行が確実に安定したという判断によるものだ。先週(5月29日~6月4日)、国内での新型コロナの新規感染者は8万6241人で、3月第3週(13~19日)の283万2110人以降11週間連続で減少した。

ただ、防疫当局は、夏場の移動量の増加が予想されるだけに、再流行の懸念は少なくないと見ている。中央防疫対策本部のイム・スクヨン状況総括団長は、「夏場の地元祭りと連休を迎え、対面接触が増えて、潜在的な伝播リスクが大きくなる可能性がある」とし、「エアコンの使用時は2時間ごとに換気し、室内ではKF80以上の保健用マスクを着用してほしい」と要請した。

一方、政府は、世界的に流行しているサル痘を予防できる第3世代のワクチンの国内導入を推進することにした。まだ国内感染は確認されていないが、5日基準で米国やスペインなど28ヵ国で919人が感染するなど、いつでも国内伝播が行われるという判断からだ。新型コロナ予防接種対応推進団のクォン・グンヨン予防接種管理チーム長は、「メーカーと国内導入をめぐる協議を進めている」と明らかにした。第3世代のワクチンは、デンマークのバーバリアンノルディックが開発したもので、欧州では2013年に許可された。中央防疫対策本部は、サル痘を2級の法定感染症に指定する告示も8日発令する。


チョ・ゴンヒ記者 イ・ジユン記者 becom@donga.com · asap@donga.com