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「ロシア産石油、インド産などに洗濯して世界に輸出」 米紙報道

「ロシア産石油、インド産などに洗濯して世界に輸出」 米紙報道

Posted June. 03, 2022 08:48,   

Updated June. 03, 2022 08:48

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ロシア産石油が「瀬取り(洋上における積荷の受け渡し)」などで原産地を洗濯し、国際社会の制裁網をくぐり抜けて世界各地に輸出されていると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが1日付で報じた。特に、米国、日本、オーストラリアと共に「クワッド」に参加するインドの大手精油会社が、ロシア産石油をガソリン、軽油と混合して密輸するのに重要な役割を担っていると指摘した。最近、ロシア産石油の輸入を禁止することを決めた欧州連合(EU)など、欧米の制裁効果が弱まると懸念されている。

インドのロシア産石油輸入量は2月24日、ロシアのウクライナ侵攻前は1日約3万バレルだったが、侵攻後1日80万バレルに約27倍急増した。特に、エネルギー大企業のリライアンス・インダストリーズは先月だけロシアの侵攻前より7倍多いロシア産石油を買い、ロシア産石油の購入の尖兵に立った。

リライアンス・インダストリーズが洗濯したロシア産石油が米国に輸出されたという疑いも起こった。リライアンス・インダストリーズは4月21日、ガソリンの成分「アルキレート」をタンカーに載せ、目的地もなくインドのシッカ港を出発し、5月22日に米ニューヨークで荷を下ろした。米税関当局が、ガソリンや軽油などには明確な原産地の表示を強制しないことを狙ってロシア産石油を米市場に売ったとみられている。

北朝鮮、イラン、ベネズエラなどが国際社会の制裁を逃れるための「瀬取り」も行われた。先週、ロシア産石油を載せた南太平洋パラオ所属のタンカー「ジェン1号」は、西アフリカ海上で中南米パナマ所属のタンカー「ローレン2号」と接触した。その後、ローレン2号はジブラルタルを経て中国に移動したとみられると、同紙は伝えた。ロシア産石油を積んだ船舶が位置追跡を避けるために全地球測位システム(GPS)装置を消して航海するケースも急増した。

バイデン米大統領は1日、最新攻撃用ドローン「グレイイグル」、標的に対する精密攻撃が可能な多連装誘導ロケット(HIMARS)、対戦車ミサイル「ジャベリン」、野砲、ヘリコプターなど7億ドル(約9100億ウォン)のウクライナ追加支援計画を明らかにした。


兪載東 jarrett@donga.com