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フィンランド首相がウクライナを訪問

Posted May. 28, 2022 09:05,   

Updated May. 28, 2022 09:05

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ロシアのウクライナ侵攻以来、長い間守ってきた中立国の地位を放棄し、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を推進しているフィンランドのサンナ・マリン首相(37)が26日(現地時間)、ウクライナを突然訪問した。マリン氏は、首都キーウでウクライナのゼレンスキー大統領(44)と会談し、ウクライナへの支援意志を表明した。特にロシア軍がウクライナの民間人を集団虐殺した場所として有名なキーウ近くのブチャとイルピンを訪れ、防弾チョッキを着用した状態で街を歩きながら犠牲者を哀悼した。

AFP通信などによると、マリン首相は同日、ゼレンスキー大統領と会い「自由のために戦うウクライナ国民の英雄的精神を尊敬する」とし、ウクライナの侵攻は全欧州にも一つの転機になるだろうとの見方を示した。ロシアが以前の地位を回復するためには、数十年はかかるだろうとも述べた。ゼレンスキー大統領もまた、「私たちにとって、フィンランドの軍事的支援は非常に価値がある」とし、ウクライナの欧州連合(EU)加盟問題でも、フィンランドが多く支援してくれることを期待すると答えた。

マリン首相は、ブチャとイルピンへ向かい、集団虐殺の現場を視察した。マリン首相は、「国際刑事裁判所(ICC)が、ロシアの戦争犯罪を究明し、ロシアを有罪判決するために行うすべての行動を支持する」と明らかにした。ゼレンスキー大統領に会った時は、黒いズボンに黒い半袖のTシャツを着ていた氏は、ブチャとイルピンでは黒い防弾チョッキまで着用し、ウクライナ軍人の大々的な護衛を受けた。マリン首相がここでウクライナのデニス・シュミハリ首相に会った時も、建物内の随所に袋が置かれており、戦時状況であることを実感させた。

2019年12月に政権を握ったマリン首相は、就任時から世界最年少首相として大きな注目を集め、女性優位の内閣構成や活発なソーシャルメディアの使用などで、世界の若い政治家を代表するという評価を得ている。フィンランドはロシアと約1300キロの国境を接している。


黃聖皓 hsh0330@donga.com