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「パーティーをする準備はできましたか?」コーチェラを盛り上げたエスパ

「パーティーをする準備はできましたか?」コーチェラを盛り上げたエスパ

Posted April. 25, 2022 08:37,   

Updated April. 25, 2022 08:37

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「こんにちは!エスパです。私たちはパーティーをする準備ができていますが、皆さんはどうですか?」

23日(現地時間)、米カリフォルニア州インディオで開かれた「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル」(以下コーチェラ)のメイン舞台に、韓国の4人組のガールグループ・エスパが立った。英語で挨拶をしたメンバーたちは、昨年発表した「aenergy」で口火を切った。

コーチェラは、毎年20万人あまりが訪れる北米最大の野外大衆音楽祭だ。ここで最大の舞台であるメインステージに、韓国グループが正式に招待されたのは今回が初めてだ。これに先立って、16日、この舞台に韓国歌手のシエルが出演した時、2NE1のメンバーたちが6年ぶりに集まって、「私が一番イケてる」を歌ったが、いわば「びっくりゲスト」の形だった。エスパはこれに先立って、昨年初、ミニアルバム「Savage」がビルボードアルバムチャートで20位まで記録した。

エスパーはこの日の舞台で、「Black Mamba」「Savage」「Next Level」など5曲をこなした。特に未発表の新曲「Life‘s Too Short」を初めて披露し、喝采を浴びた。集結した数万人の観客は、一斉に携帯電話のカメラを持ち上げ、新曲の舞台ではエスパの誘導によって、リズムに合わせて両手を左右に振る壮観を演出した。メンバーたちは、「コーチェラで私たちの初舞台だ。こんなに大勢の観客の前で公演できるなんて、とても幸せだ」と話した。

1999年に始まったコーチェラは、毎年4月、約200の音楽チームが参加し、砂漠気候の平原を「音楽のオアシス」にする超大型フェスティバルだ。今年、エスパとシエルは、アジア系米レコード会社「88ライジング」の合同舞台の出演者の一人として舞台に立った。ユン・ミレとビビも、舞台を飾った。

韓国歌手の中では、2011年、エレキ音楽デュオ「EE」(イ・ユンジョン、イ・ヒョンジュン)が、コーチェラに初めて出演した。2016年は、グループ「エピック・ハイ」が招待された。韓国歌手たちが、世界フェスティバル文化の象徴であるコーチェラのメイン舞台にまで進出することによって、公演市場でKポップの地位もさらに確固たるものになると見られる。

コーチェラは、韓国時間で25日午後までユーチューブの公式チャンネルに主要公演を中継する。今年はハリー・スタイルズやビリー・アイリッシュ、スウェディッシュ・ハウス・マフィア、ザ・ウィークエンドなどが出演して祭りを盛り上げる。エスパの舞台も世界に生中継された。


イム・ヒユン記者 imi@donga.com