タンパベイの崔志萬が逆転３ラン、オークランド戦で今季１号

タンパベイ・レイズの崔志萬（チェ・ジマン＝３１）がシーズン初本塁打を放ち、絶好調の打撃感をアピールした。

崔志萬は１３日、米国フロリダ州のセントピーターズバーグにある本拠トロピカーナ・フィールドで行われたオークランド・アスレチックス戦に３番・一塁手として先発出場した。本塁打が出たのは２－３でリードされていた２回裏だった。１死走者１、２塁の場面で打席に入った崔志萬は、オークランド先発アダム・オーラーの時速１５１キロのシンカーを打ち返して右中間フェンスを越えた。

崔志萬は同日、３打数３安打１四球３打点１得点と大活躍した後、７回裏に右打ちの代打ヤンディ・ディアスと交代した。タンパベイ・レイズは延長１０回裏にマヌエル・マーゴ（２８）がサヨナラ安打を放ち９－８で勝利した。

オープン戦で打率．０６７（１５打数１安打）と振るわなかった崔志萬だが、シーズン開幕とともに大変身した。４戦連続安打と３試合連続の複数安打を記録し、打率．６１５（１３打数８安打）でメジャー全体３位に浮上した。出塁率（０．７０６）と長打率（１．０００）はそれぞれ３位で、この２つの記録を合計したＯＰＳでは１位（１．７０６）だ。

日本プロ野球広島出身の鈴木聖也（２８＝シカゴ・カブス）が大リーグ進出後、最初の４試合で３本塁打を放ち注目を集めているが、内容面では崔志萬が鈴木に劣らない。


金培中 wanted@donga.com