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新規感染が3日連続で20万人台、 新しい変異株「XE」登場

新規感染が3日連続で20万人台、 新しい変異株「XE」登場

Posted April. 04, 2022 09:05,   

Updated April. 04, 2022 09:05

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韓国内での新型コロナウイルス感染症の流行が緩やかな減少傾向に入り、新規の感染者は3日連続で20万人台となった。

3日午前0時基準の新規感染者数は23万4301人で、一時40万人まで増えた1週間の1日の平均感染者数は20万人台(29万4105人)まで減った。先月12日(28万4802人)以来22日ぶりのことだ。同日基準で新規死者は306人で、5日連続で1日に300~400人台の新型コロナの死者が発生した。新規感染者は緩やかな減少傾向を見せているが、流行のピーク期に急増した患者が2、3週間の時差を置いて重症に悪化し、4月初めから中旬までは重症者と死者が増える可能性があると分析されている。

4日からは、「集まりの人数制限は10人、営業時間制限は午前0時まで」に社会的距離確保の措置が見直される。政府は、流行が確実に減少傾向を見せれば、18日からは室内マスクでの着用を除いた殆どの防疫措置を解除する方針だ。

海外からの入国者に対する隔離義務が解除され、仁川(インチョン)国際空港の防疫施設も撤去された中、海外ではステルスオミクロンの新たな変異株「XE」が発見された。3日(現地時間)、英国のインディペンデントなど海外メディアによると、「オミクロン」と「ステルス・オミクロン・ウイルス」が結合した形の「XE」は、英国に続き台湾でも確認された。

防疫当局は、「英国での初期分析によると、XEはステルスオミクロンより10%早い増加速度を見せた」とし、「発生件数が低く、増加速度をはじめとする感染力や重症度などは、追加の調査分析が必要だ」と説明した。高麗(コリョ)大学九老(クロ)病院感染内科のキム・ウジュ教授は、「海外入国者の隔離義務を解除しただけに、国内でもXEが近いうちに発見されるだろう」とし、「XEが拡大すれば、流行減少の速度が遅くなる可能性がある」と述べた。


イ・ジウン記者 easy@donga.com