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走り高跳びで初優勝の禹相赫が凱旋、「もっと多くの『最初』を目指す」

走り高跳びで初優勝の禹相赫が凱旋、「もっと多くの『最初』を目指す」

Posted March. 23, 2022 08:52,   

Updated March. 23, 2022 08:52

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「(初の優勝タイトルを)いつも渇望していました。これからもっとたくさんの『最初』になりたいです」

セルビアのベオグラードで20日に行われた陸上の世界室内選手権男子走り高跳びで、韓国選手では初めて優勝を果たした禹相赫(ウ・サンヒョク=26、国軍体育部隊)が22日に帰国した。林大基(イム・デギ)大韓陸上連盟会長はじめ連盟関係者らが花束を渡して歓迎し、禹相赫の活躍をテレビ中継で見守ったファンからも祝福を受けた。

昨年開かれた2020東京五輪で24年ぶりの韓国新となった2m35を記録して4位に入った禹相赫は、今大会で2m34を跳んだ。先月、チェコのフストペチェで開かれた世界陸上室内ツアー大会で2m36を跳んで韓国記録をさらに更新するなど「230cm」以上は、彼にには当たり前のことになった。禹相赫は、「(良い記録を出す)コツをつかんだ気がする」と話した。陸上代表チーム垂直跳躍コーチのキム・ドギュン氏も、「大きな大会で目標を達成した後、体が覚えてしまう選手がいる。禹相赫も五輪で目標を達成してから自分を信頼できるようになってから体が覚えてしまったようだ」と語った。

「スマイルジャンパー」というニックネームとは違い、優勝が決まった瞬間は涙を見せた。「(室内基準では)世界ランキング1位だが、それが試合での1位を保障するものではない。1位が確定し、プレッシャーもなくなったので涙が出た」と話した。

今年は室内世界選手権(7月)やアジア大会(9月)など重要な試合を控えている。禹相赫は「(ジャンマルコ)タンベリ(イタリア)も2016年に同大会(世界室内選手権)で優勝して経験を積んでからオリンピックで金メダルを獲得した。私も良い経験を積んだ。(屋外)世界選手権、長期的にはパリ五輪優勝に挑戦したい」と話した。

来月開催の種別選手権兼アジア大会代表選抜戦に臨む。5月から海外の競技に出場し、世界選手権に狙いを定めている。


金培中 wanted@donga.com