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感染者が今週中に累計1000万人超え、メルク治療剤を今月中に導入

感染者が今週中に累計1000万人超え、メルク治療剤を今月中に導入

Posted March. 22, 2022 08:25,   

Updated March. 22, 2022 08:25

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韓国国内の新型コロナウイルス感染症の累計感染者が、今週で1000万人を超えるものと見られる。政府は現在の流行を「危機的状況」と見て、早ければ今月中に新しい内服薬10万人分を韓国国内に導入することにした。このため、食品医薬品安全処は、メルク(MSD)社の内服型新型コロナの治療剤「ラゲブリオ」(成分名=モルヌピラビル)に対し、24日以前に緊急使用承認是非を決定することにした。承認されれば、内服型治療剤の中では、ファイザー社の「パクスロビド」以降2番目の国内承認薬品となる。

21日午前0時基準の国内の新型コロナの新規感染者は20万9169人。1日の感染者が20万人台に落ちたのは10日ぶりのことだ。感染者は累計958万2815人で、近いうちに全国民の20%水準の1000万人を突破することが確実とみられる。

新型コロナの拡大の「ピーク」を巡る政府の見通しは明らかではない。すでにピークの区間に進入しているが、最後を予測するのは難しいという雰囲気だ。行政安全部の全海澈(チョン・ヘチョル)長官は、「現在、オミクロン株(流行の)ピーク区間をかろうじて通っている」と述べた。


チョ・ゴンヒ記者 イ・ジウン記者 easy@donga.com · becom@donga.com