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半導体のコア部品に来月から0%の割当関税

半導体のコア部品に来月から0%の割当関税

Posted March. 18, 2022 08:58,   

Updated March. 18, 2022 08:58

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来月から、半導体工程に使われるネオンやキセノン、クリプトンに0%の割当関税が適用される。ロシアによるウクライナ侵攻事態により需給を巡る懸念が高まり、価格が高騰すると、政府が企業支援に乗り出している。

洪南基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部(企財部)長官は17日、非常経済中央対策本部会議を開き、「4月中に、ロシアとウクライナからの輸入依存度の高いネオンやキセノン、クリプトンに割当関税(0%)を適用する」と明らかにした。現在、これらの原材料に適用する関税率は5.5%となっている。

企財部は、トウモロコシ飼料の代替品目である麦の関税特典の割当物量を、4万トンから25万トンへと増やすことにした。ロシアへの依存度の高いスケソウダラは、政府の備蓄分1万1595トンを適時に放出する。

ロシアに対する金融制裁で起きた送金の支障について、政府は、ロシアの韓国系銀行の現地法人の口座を利用するよう案内した。また、外交通商部の「海外公館への迅速な海外送金制度」を活用できると紹介した。韓国の送金人が外交部の口座に入金すれば、駐ロシア韓国大使館が現地の受取人に渡す。

洪南基経済副首相は、「3月に入って、ロシアとウクライナへの輸出が減少し、国際原油価格の上昇などによる物価上昇の圧力が大きく拡大するなど、実体部門に一部衝撃が現れており、事態が長期化すれば、その影響の振幅の拡大も大変懸念される」と述べた。


世宗市=キム・ヒョンミン記者 kalssam35@donga.com