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北朝鮮、発射直後に失敗 韓国軍はICBMと推定…週内にも再挑発か

北朝鮮、発射直後に失敗 韓国軍はICBMと推定…週内にも再挑発か

Posted March. 17, 2022 09:00,   

Updated March. 17, 2022 09:00

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北朝鮮が16日、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推定される飛翔体の発射に失敗した。韓米当局は、北朝鮮が失敗直後に平壌(ピョンヤン)の順安(スンアン)付近で装備を再び準備するなどの動きを捉えた。早ければ今週にも試射を再び行う可能性がある。韓米軍当局はこれを受け、北朝鮮に対する高強度の武力示威を準備している。

東亜(トンア)日報の取材と合同参謀本部のブリーフィングを総合すると、北朝鮮は同日午前9時半、順安から弾道ミサイルを発射したが、高度20キロ以下の地点でミサイルが空中爆発した。今年に入って10回目のミサイル挑発で、大統領選後初めての挑発だった。ミサイルの諸元などを分析している韓米は、先月27日と今月5日に性能をテストした新型ICBMである可能性に重きを置いている。実距離射撃を目指した発射の可能性もある。

政府当局者は同日、「今回の失敗後、すぐに施設や装備を整える動きが確認された」と明らかにした。ただし、このような動きが新型ICBM発射の準備作業なのかは確かでない。同当局者は、「今回失敗したのが新型ICBMなら、失敗に対する確実な補完がなされる前に、同じミサイルを発射することはプレッシャーになるだろう」とし、「検証が終わっている別のミサイルをまず発射するかもしれない」と話した。

韓半島に緊張が高まる中、韓米当局は北朝鮮がICBMを発射する場合、これまで中止されていた戦略爆撃機B52、B1Bなどの戦略兵器展開訓練を再開する計画だという。戦略爆撃機は2017年以降、韓半島に出撃していない。韓国軍も単独で弾道ミサイル「玄武」やF15K、KF16戦闘機の空対地ミサイル、イージス艦の艦対空ミサイルなど陸海空軍の主力ミサイルの試射の準備を終えた。


申圭鎭 newjin@donga.com · 申晋宇 niceshin@donga.com