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地域のかかりつけ動物病院、ソウル市が58ヵ所に拡大

地域のかかりつけ動物病院、ソウル市が58ヵ所に拡大

Posted March. 14, 2022 09:03,   

Updated March. 14, 2022 09:03

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ソウル市は恵まれない階層が育てる伴侶動物に対する医療支援を強化する。

ソウル市は13日、「地域のかかりつけ動物病院」を既存の40ヵ所から58ヵ所に増やし、1世帯当たり2匹まで医療支援の範囲を拡大する方針を明らかにした。ソウル市の動物病院事業は、恵まれない階層の伴侶動物を対象にした基礎健康診断や必須予防接種、心臓糸状虫予防薬といった必須診療を支援する事業だ。今年は必須診療のほかに、20万ウォン以内で検診中に見つかった疾病の治療費や不妊去勢手術の費用まで追加で支援する。

支援対象は、犬や猫を育てる基礎生活受給者と次上位階層だ。支援項目は基礎健康検診、必須予防接種、心臓糸状虫予防薬などの必須診療と基礎検診中に発見された疾病治療、不妊去勢手術などの選択診療だ。

ソウル市は昨年、同事業を通じて脆弱階層の伴侶動物291匹を支援した。今年は、支援範囲を拡大し、動物病院も従来の40ヵ所から58ヵ所へと拡大運営する。

パク・ユミソウル市市民健康局長は、「地域のかかりつけ動物病院事業を拡大して脆弱階層が負担を減らし伴侶動物と共に健康な暮らしができるよう支援する」とし、「今後も動物福祉の強化と脆弱階層福祉増進のため各種支援を拡大していく」と話した。


姜昇賢 byhuman@donga.com