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閑古鳥がなっているニューヨークの「ホットプレイス」ロシアン・ティー・ルーム

閑古鳥がなっているニューヨークの「ホットプレイス」ロシアン・ティー・ルーム

Posted March. 07, 2022 08:48,   

Updated March. 07, 2022 08:48

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米ニューヨークで100年近く運営され、著名人との社交の場としての役割を果たしてきた名物レストラン「ロシアンティールーム」が、最近、反ロシア感情で閑散としていると、5日、米CNN放送が報じた。

このレストランは、歴史的な振付師ジョージ・バランシンはもちろん、スペイン出身の芸術家サルバドール・ダリ、ニューヨーク・フィルハーモニーの音楽監督レナード・バーンスタインなどが出入りし、ダスティン・ホフマンが出演した映画「トッツィー」とウディ・アレン監督映画「マンハッタン」の背景にもなった。ところが、3日の昼食時間にここを訪れたら、テーブル30個のうち2個しか客がいなかったと、CNNは報じた。

1927年にオープンしたこのレストランは、キャビアとウォッカで有名だが、オーナーはロシアとは全く関係がないという。当初は、ロシア帝国時代のバレエ団員たちが店を始めたが、現在はニューヨークに基盤を置く株式会社が所有している。

これに対し、ニューヨークのウクライナ料理レストラン「ベッセルカ」(Veselka、虹)は最近、客でにぎわっている。このレストランの運営者はCNNに対し、「この1週間、普段より客が75%増えた」と明らかにした。ベッセルカは、非政府組織(NGO)と協力して、ウクライナに医療用品を送る寄付活動を行っている。2週間で2万5000ドル(約3000万ウォン)を募金した。


金民 kimmin@donga.com