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スマーホ・車・洗濯機は適用外、対ロシア輸出規制で米商務省が確認

スマーホ・車・洗濯機は適用外、対ロシア輸出規制で米商務省が確認

Posted March. 04, 2022 08:11,   

Updated March. 04, 2022 08:11

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米国がロシアへの輸出を統制する「海外直接製品規則(FDPR)」の適用対象から、スマートフォンや自動車、洗濯機などの消費財を除外することにした。各企業が今月26日までに船に積んだ製品は、FDPRの適用を受けてもロシアに輸出できる。

産業通商資源部(産業部)は3日、米商務省の産業安保局(BIS)と協議し、このような回答を受けたと発表した。産業部の関係者は、「米商務省は、スマートフォンなどは原則として消費者を対象にする消費財で、軍事関連のユーザーに輸出しない限り、(FDPR適用の)例外に該当すると見ても構わないと言及した」と述べた。

韓国の主要輸出品目であるスマートフォンや自動車、洗濯機などは、米国から輸出許可を受けなくてもロシアに輸出できることを意味する。FDPRとは、米国の技術やソフトウェアを利用して作った製品は、米国でない国で生産しても、米国製とみなし、ロシアに輸出する前に米国から許可を得るようにした制裁だ。

FDPRの適用猶予期間について、米商務省は、「FDPRの適用を受ける品目は、発効から30日以降の3月26日の船積み分までFDPRの適用猶予を認める」と説明した。また、韓国企業がロシアの子会社に部品を輸出する際は、事案別に審査を通じて許可できると見た。海外にある韓国企業の子会社からロシアの子会社に輸出する時も、同様に事案別の審査を受けなければならない。

しかし、韓国がFDPR免除国に含まれるまでは、一部の輸出はできなくなる可能性もある。政府は、FDPR免除国に含まれるよう米国と協議している。政府の関係者は、「1、2カ月ほど時間がかかることもある」と明らかにした。ただ、韓国がFDPR免除国に含まれても、FDPRの適用を受ける品目は韓国政府の輸出許可を受けなければならない。


朴熙昌 ramblas@donga.com