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大リーグのロックアウト長期化、金広鉉の去就にも影響

大リーグのロックアウト長期化、金広鉉の去就にも影響

Posted February. 24, 2022 09:23,   

Updated February. 24, 2022 09:23

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大リーグ(MLB)のロックアウトが続いている中、自由契約選手(FA)の「KK」金広鉉(キム・グァンヒョン、34)の進退をめぐり、様々な憶測が飛び交っている。

金広鉉(キム・グァンヒョン)の元所属チームであるセントルイス・カージナルス担当記者の口からは、球団と選手が決別する可能性をほのめかすコメントが出た。20年近くセントルイスを取材している「セントルイス・ポスト・ディスパッチ」のデリック・グールド記者は22日、ファンと会話する中で「金広鉉は、セントルイスでは与えられない先発投手の機会を求めてチームを離れることをっ希望した。彼は(役割問題で)自分が球団とまともなな形で一緒にできないと感じた」と伝えた。

2020年セントルイスに2年契約で入団した金広鉉は、昨季27試合のうち21試合に先発投手として登板した。腰や肘など頻繁な負傷に悩まされた金広鉉は、8月から先発の代わりに中継ぎで登板することが多かった。先発で6勝7敗、防御率3.63を記録した金広鉉は、中継ぎとして1勝無敗1セーブ、防御率1.80をマークした。

一部のメディアは、先発とブルペンをこなせる金広鉉にロサンゼルス・ドジャースがオファーする可能性もあるとも予想した。23日、米野球データサイト「ファングラフス」は、「ドジャースは柔軟性のある投手が好きだ。金広鉉は先発と中継ぎのいずれにも起用され、良い活躍を見せてくれた」とし、2年3600万ドル(約428億6520万ウォン)契約の可能性を示唆した。

セントルイスからも金広鉉との再契約を望む声も聞こえる。セントルイスのファンサイト「Redbird RANTS」は、「先発であれブルペンであれ、金広鉉はセントルイスが再契約を考えなければならないFA投手だ」とし、「球団の先発ローテーションを補強したり、重要な中継ぎとして彼と再契約するのは驚くことのない決定になるだろう」との立場を示した。

現在、所属チームのない金広鉉は、仁川(インチョン)で個人トレーニングで体を鍛えながら、大リーグのロックアウトが解除されるのを待っている状況だ。KBOリーグの元所属チームだったSSGへの復帰説も引き続き提起されているが、金広鉉は大リーグ残留への意志を示しているという。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com