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マススタート・李承勲のフィニッシュ、米NBCがオリンピックの「劇的な勝負」に選定

マススタート・李承勲のフィニッシュ、米NBCがオリンピックの「劇的な勝負」に選定

Posted February. 22, 2022 08:54,   

Updated February. 22, 2022 08:54

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韓国スピードスケート界の看板スター、李承勲(イ・スンフン、34)が銅メダルを獲得した男子マススタートが、2022北京冬季五輪の代表的な勝負に挙げられた。

米NBCは20日、今大会の「劇的なフィニッシュ」8場面を選定し、そのうち5番目に男子マススタートを紹介した。

五輪のオフィシャルタイムキーパーを務めるオメガによると、李承勲は19日、北京ナショナル・スピードスケート・オーバルで行われた決勝で、7分47秒204の記録で米国のジョーイ・マンティア(36=7分47秒206)にわずか0.002秒差の3位でフィニッシュした。フォトフィニッシュ上でも両選手の優劣をつけにくい。大会の公式ホームページでも当該競技記録を小数点下の2桁目まで発表し、同じ7分47秒20で記録が上がっているほどだ。

刹那の勝負で銅メダルを獲得した李承勲は、通算6個目の五輪メダル(金メダル3個、銀メダル2個、銅メダル1個)となり、韓国選手では歴代冬季五輪最多メダリストになった。表彰台に上がれなかった悔しさのためだろうか。レース後にマンティアは「李承勲が僕を引っ張った感じがあった」と主張した。しかし、「彼がわざとしたとは思わない。これもまた競技」と加えた。米国のコーチ陣が抗議したが、受け入れられなかった。

このほか、0.016秒差で中国が優勝したショートトラック混合2000メートルリレー決勝なども選ばれた。先の準決勝で中国選手同士でタッチが行われなかったが決勝に進出した「疑問の判定」は取り上げなかった。ドーピング疑惑の中でフィギュア女子シングルに出場してミスを連発し、4位にとどまったロシア五輪委員会(ROC)のフィギュア代表、カミラ・ワリエワ(16)も含まれた。


姜泓求 windup@donga.com