2週間で4倍に、感染者急増で政府「インフルエンザ並みの管理を検討」
Posted February. 05, 2022 08:24,
Updated February. 05, 2022 08:24
2週間で4倍に、感染者急増で政府「インフルエンザ並みの管理を検討」.
February. 05, 2022 08:24.
by チョ・ゴンヒ記者 キム・ソヨン記者 becom@donga.com,ksy@donga.com.
政府は4日、新型コロナウイルス感染症をインフルエンザのように管理する案を検討することを明らかにした。政府が「インフルエンザ防疫」の可能性について公式に言及したのは、新型コロナの発生から約2年ぶりのことだ。既存の新型コロナに比べて致死率が相対的に低い「オミクロン株」が流行し、感染者の急増にもかかわらず重症患者数や病床稼働率は安定的だという理由からだ。一部からは、オミクロン株の流行がピークに達していない状況で、政府が楽観的なメッセージを出したという指摘も出ている。中央災害安全対策本部は同日、報道参考資料で、「今後、季節性インフルエンザと似た日常的防疫医療体系への転換の可能性を、本格的に検討する」と明らかにした。今後、感染者が増加しても、病床などの医療体系の余力や致死率などが安定的に維持されれば、防疫措置を緩和するなど、日常回復を再び推進するという意味だ。中央災害安全対策本部のイ・ギイル第1統制官は、「できるだけ追加のソーシャルディスタンスの強化無しに、今回の流行に対応していきたい」と述べた。ただ、現行のソーシャルディスタンス(私的な集まりは6人、営業制限は午後9時)は、20日まで2週間延長することにした。4日0時基準の韓国内の新型コロナの新規感染者は2万7443人で、2週間で4倍近く増加するなど、感染者が急増しているからだ。旧正月の連休移動の影響で、5日0時基準では3万人以上の感染者が出る見通しだ。金富謙(キム・ブギョム)首相は、「防疫状況が管理可能だと判断すれば、その間(20日以前)にでも(ソーシャルディスタンスを)調整する」とし、防疫早期緩和の可能性について言及した。政府は、7日から全国でいわゆる「セルフ疫学調査」を導入することにした。感染者が疫学調査官を経ずに、直接保健所のホームページなどに人的事項や基礎疾患、同居家族などを入力するやり方だ。4日、在宅治療の患者数が新型コロナの発生以来初めて10万人を超えるなど、感染者の急増による保健所業務の麻痺を防ぐための措置だ。7日から、50歳以上も高血圧や糖尿、肥満などの基礎疾患があれば、新型コロナの飲む治療剤「パクスロビド」が受けられるようになる。今は60歳以上のみ処方してもらえる。
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政府は4日、新型コロナウイルス感染症をインフルエンザのように管理する案を検討することを明らかにした。政府が「インフルエンザ防疫」の可能性について公式に言及したのは、新型コロナの発生から約2年ぶりのことだ。既存の新型コロナに比べて致死率が相対的に低い「オミクロン株」が流行し、感染者の急増にもかかわらず重症患者数や病床稼働率は安定的だという理由からだ。一部からは、オミクロン株の流行がピークに達していない状況で、政府が楽観的なメッセージを出したという指摘も出ている。
中央災害安全対策本部は同日、報道参考資料で、「今後、季節性インフルエンザと似た日常的防疫医療体系への転換の可能性を、本格的に検討する」と明らかにした。今後、感染者が増加しても、病床などの医療体系の余力や致死率などが安定的に維持されれば、防疫措置を緩和するなど、日常回復を再び推進するという意味だ。中央災害安全対策本部のイ・ギイル第1統制官は、「できるだけ追加のソーシャルディスタンスの強化無しに、今回の流行に対応していきたい」と述べた。
ただ、現行のソーシャルディスタンス(私的な集まりは6人、営業制限は午後9時)は、20日まで2週間延長することにした。4日0時基準の韓国内の新型コロナの新規感染者は2万7443人で、2週間で4倍近く増加するなど、感染者が急増しているからだ。旧正月の連休移動の影響で、5日0時基準では3万人以上の感染者が出る見通しだ。金富謙(キム・ブギョム)首相は、「防疫状況が管理可能だと判断すれば、その間(20日以前)にでも(ソーシャルディスタンスを)調整する」とし、防疫早期緩和の可能性について言及した。
政府は、7日から全国でいわゆる「セルフ疫学調査」を導入することにした。感染者が疫学調査官を経ずに、直接保健所のホームページなどに人的事項や基礎疾患、同居家族などを入力するやり方だ。4日、在宅治療の患者数が新型コロナの発生以来初めて10万人を超えるなど、感染者の急増による保健所業務の麻痺を防ぐための措置だ。7日から、50歳以上も高血圧や糖尿、肥満などの基礎疾患があれば、新型コロナの飲む治療剤「パクスロビド」が受けられるようになる。今は60歳以上のみ処方してもらえる。
チョ・ゴンヒ記者 キム・ソヨン記者 becom@donga.com · ksy@donga.com
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