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鄭義溶外交長官、「日本政府は佐渡金山の強制労働の歴史に背を向けている」

鄭義溶外交長官、「日本政府は佐渡金山の強制労働の歴史に背を向けている」

Posted February. 04, 2022 11:13,   

Updated February. 04, 2022 11:13

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鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官が3日、日本の林芳正外相との初の電話会談で、日本政府が「佐渡島の金山」を世界文化遺産に登録するよう国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦したことを強く抗議した。

外交部によると、鄭氏は林氏に「日本政府が韓国人強制労働の痛ましい歴史に背を向けたまま、佐渡金山を世界文化遺産に推薦することを決定した」と述べた。また鄭氏は、日本軍慰安婦など過去の問題、日本の輸出規制、福島原発処理水の海洋放出問題に対する韓国政府の立場も再度伝えた。昨年11月、林氏の就任後の初の韓日外相間の電話での対話で、両国の敏感な対立事案が全て取り上げられた。

 

外交部は、電話会談で鄭氏が林氏に、「深い失望と抗議の意を表した」と明らかにした。外交部は4日、佐渡金山のユネスコ登録阻止に向けたタスクフォース(TF)第1回会合を開く。

鄭氏は同日、ブリンケン米国務長官とも電話会談を行い、北朝鮮の相次ぐ挑発について議論した。外交部は、「両長官が北朝鮮のミサイル能力の高度化に強い懸念を示した」とし、「韓半島問題は対話を通じて外交的に解決しなければならないという原則を再確認した」と明らかにした。


崔智善 aurinko@donga.com