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米国務次官補代理、「韓国は中国の過ちよりミャンマーの過ちを批判」

米国務次官補代理、「韓国は中国の過ちよりミャンマーの過ちを批判」

Posted January. 28, 2022 08:13,   

Updated January. 28, 2022 08:13

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米国務省のランバート次官補代理(日本・韓国担当)が26日(現地時間)、中国の人権問題に消極的に対応する韓国を迂回的に指摘し、中国との競争で韓米が共同戦略を展開しなければならないと強調した。

ランバート氏は同日、米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)が主催したオンラインの対談で、韓米の核心協力分野について、「民主主義と人権の増進に協力すること」とし、「これと関連して、アジアで韓国よりも大きなリーダーシップを持つ国はない」と述べた。

また、「韓国は、中国の過ちよりもカンボジアやミャンマー、キューバの過ちを批判するが、他の国家と比較して、正しい方向に行っている」と強調した。韓国がアジアの他の国より民主主義と人権は発展したと評価しながらも、中国の人権問題には消極的だと指摘したのだ。

ランバート氏は、中国を念頭に置いて「非常に強力で大きな隣国と協力した千年の経験がある韓国は、ある面では制約を受けている」とし、「韓国は離れている他の国々と違って、中国の気分を損ねることはできないだろうし、そうしてもいけない」と付け加えた。

ランバート氏は、昨年5月の韓米首脳会談の共同声明で、台湾海峡の平和と安定維持に協力すると明らかにしたことについて「非常に重要だ」とし、「台湾海峡で起こる緊張は、韓国企業や消費者に直結する」と話した。そして、「日韓両国が協力しなければ、米国は十分に安全でない」とし、日米韓3国の協力も強調した。


ワシントン=ムン・ビョンギ特派員 weappon@donga.com