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100年歴史のミスアメリカ大会で韓国系が初めて優勝

100年歴史のミスアメリカ大会で韓国系が初めて優勝

Posted December. 20, 2021 08:49,   

Updated December. 20, 2021 08:49

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韓国系3世の米国人エマ・ブロイルズさん(20)が、1921年から始まったミスアメリカ大会で韓国系で初めて優勝した。17日(現地時間)、AP通信などによると、アラスカ州代表で出場したブロイルズさんは前日、米北東部コネチカット州で50人の参加者を退けてミスアメリカに選ばれた。今大会には、米50州および首都ワシントンを代表する51人が参加した。アラスカ代表が優勝したのも初めて。

ブロイルズさんの母親は韓国系、父親は白人だ。韓国人の母方の祖父母が約50年前、アラスカに定着し、ブロイルズさんもここで生まれ育った。現在、アリゾナ州立大学で医学を学んでいる。将来の希望は皮膚科専門医で、10万ドル(約1億2000万ウォン)の賞金は学費に使うという。

 

ブロイルズさんは、アラスカの地元メディアとのインタビューで、「韓国系が優勝したことは『ミスアメリカ』の肯定的な変化を示す。アジア人を代表できてうれしい」と話した。また、「半分は韓国人、半分は白人として成長することは大変だったが、今のように米国が分裂した時代に共感と開かれた心が重要だということを示したい」と強調した。

ブロイルズさんは強迫性障害、注意欠陥・多動性障害(ADHD)などを患った経験があることを公表し、注目を集めた。ダウン症候群の兄のために発達障害者の「スペシャルオリンピック」に参加した経験もある。「スポンサーの高位級役員から不適切な提案を受けたらどうするか」という質問には、「女性は物ではないので、そのような対応を放置しておかない」と答えた。


金民 kimmin@donga.com