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アイオニック6、EV6・GT、EQE、i4…来年も電気自動車が相次ぐ

アイオニック6、EV6・GT、EQE、i4…来年も電気自動車が相次ぐ

Posted December. 20, 2021 08:49,   

Updated December. 20, 2021 08:49

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韓国内外の主要自動車ブランド各社が、電気車を打ち出して、2022年に国内市場に参入する準備をしている。「エコ」が自動車業界の重要話題となっている上、電気車への市場のニーズも高まっているだけに、電気車ラインナップの拡大を重要戦略に据えている。

19日、自動車業界などによると、来年、国内市場での販売が予想される電気自動車は約20種に上る。現代(ヒョンデ)自動車では、電気車セダン「アイオニック6」、新型電気クロスユーティリティー車両(CUV)とともに、最近ジェネシスが披露したスポーツユーティリティー車両(SUV)「GV70」の電気自動車も販売が予想されている。起亜(キア)では「ディオール・ニュー・キア・ニロ」と、電気自動車EV6の高性能車両であるEV6・GTが出撃するものとみられる。

韓国GMは、バッテリー火災のため、大規模なリコールを余儀なくされたボルトEVとボルトEUVを再び公開し、電気車の人気を集めるために再び乗り出すことになる。双竜(サンヨン)自動車の初の電気自動車「コランドエモーション」も、年末の事前契約を通じて、来年初めに国内市場に初登場するものと予想される。

海外ブランドも、電気自動車ラインナップの拡大に乗り出している。メルセデスベンツの中型電気セダン「EQE」とSUV「EQB」が韓国で公式販売される予定だ。BMWは、クーペ型電気セダン「i4」を発売する予定で、小型車ブランド「ミニ」では「ニューミニエレクトリック」を来年上半期(1〜6月)中に販売する方針だ。

日本トヨタは、プレミアムブランド「レクサス」の純粋電気自動車「UX300e」を打ち出し、国内市場での立地を再び確保する目標を持っている。ボルボと中国吉利ホールディングスの合弁会社である電気自動車ブランド「ポールスター」は、韓国市場への進出を公式化し、来年中に電気セダン「ポールスター2」を披露する予定だ。

電気自動車の販売は急速に伸びている。国土交通部の自動車登録統計によると、11月末基準で国内に登録された電気自動車22万2968台のうち39.5%(8万8006台)が、今年新たに登録されたことが分かった。業界では電気車充電インフラが増え、1回の充電時の走行距離などの性能が改善されているため、電気車を求める消費者はさらに増えるだろうと予想している。


李建赫 gun@donga.com