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バルサがまさかの欧州CLグループリーグ敗退、21年ぶりの屈辱

バルサがまさかの欧州CLグループリーグ敗退、21年ぶりの屈辱

Posted December. 10, 2021 08:12,   

Updated December. 10, 2021 08:12

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世界的な名門クラブ、FCバルセロナ(スペイン)が21年ぶりに欧州チャンピオンズリーグ(CL)グループリーグで敗退した。

バルセロナは9日、ドイツ・ミュンヘンで行われた欧州CLUEFAチャンピオンズリーグE組第6戦でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に0-3で敗れた。バルセロナは2勝3敗1分け(勝ち点7)を記録し、1位バイエルン・ミュンヘン(6勝、勝ち点18)、2位ベンフィカ(ポルトガル=2勝2分け2敗、勝ち点8)に続いて組3位にとどまり、2位までに与えられる決勝トーナメント進出のチケットを逃した。

バルセロナは2003-2004シーズンもCL本戦進出に失敗した。当時はスペインリーグで6位にとどまり、各国リーグ上位チームが参加するCLには出られなかった。CL通算優勝5回に輝くバルセロナだが、本大会に進出して決勝トーナメント(16強)進出に失敗したのは2000-2001シーズン以来21年ぶり。

バルセロナは前半34分にトーマス・ミュラー、43分にルロイ・サネ、後半17分にジャマール・ムシアラに相次いで失点して崩れた。バルセロナは、長い間蓄積されてきたクラブと選手団の葛藤の中で、昨シーズンから戦力が急激に弱体化した。新型コロナウイルス禍でクラブの財政が悪化し、選手の獲得もまともにできなかった。この過程で、チームの看板スターだったリオネル・メッシとの年俸交渉が物別れに終わり、メッシは今季にパリ・サンジェルマン(PSG=フランス)に移籍したことで、チームの求心点が消えた。バルセロナはシャビ・ヘルナンデス監督を新たに迎え入れるなど、チーム改革に乗り出したが、メッシがいる時ほどの戦力を回復できるかは疑問だ。

一方、F組ではマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)が1位でグループリーグを突破した。ビジャレアル(スペイン=勝ち点7)とアタランタBC(イタリア=勝ち点6)は最終戦の勝者が決勝トーナメントに進出する。決勝トーナメントの組み合わせ抽選は13日に行われる。


李元洪 bluesky@donga.com