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世界陸連「今年の最優秀選手」に世界記録更新のトンプソンヘラとワーホルム

世界陸連「今年の最優秀選手」に世界記録更新のトンプソンヘラとワーホルム

Posted December. 03, 2021 08:35,   

Updated December. 03, 2021 08:35

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2020東京五輪で陸上女子100メートルで五輪新記録を樹立したエレーン・トンプソンヘラ(29・ジャマイカ)が「今年の最優秀選手」に選ばれた。

世界陸連は2日、モナコで開催された2021年世界陸上選手表彰式で「今年の最優秀選手」女子部の受賞者にトンプソンヘラを選出した。ジャマイカ選手の同部門受賞は、2013年のシェリー・アン・フレイザー・プライス(35)以来8年ぶりのこと。

トンプソンヘラは東京五輪の陸上短距離3冠(100m、200m、400mリレー)に輝いた。100m決勝では五輪新記録(10秒61)を打ち立てた。1988ソウル五輪でフローレンス・グリフィス・ジョイナーが樹立した最高記録を33年ぶりに0.01秒縮めた。

トンプソンヘラは、「今年は(女子100m)の世界記録に近づいた。これはすべてが可能であることを物語っている」とコメントした。今年8月に開かれたプリフォンテーン・クラシック100mで10秒54でゴールを通過し、1988年にグリフィス・ジョイナーが打ち立てた世界記録(10秒49)に最も近い現役の女子スプリンターになった。

男子の部ではカルステン・ワーホルム(ノルウェー)が選出された。今年7月、ノルウェーのオスロで行われた世界陸連ダイヤモンドリーグ男子400mハードル決勝で46秒70をマークし、世界記録(ケビン・ヤング=1992年バルセロナ五輪)を0.08秒縮めた。ワーホルムは、それから1ヵ月後の東京五輪で45秒94を記録し、自ら保有していた世界記録をまた更新した。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com