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大韓障害者体育会、国大障害者デーに「#WeThe15」キャンペーンに参加

大韓障害者体育会、国大障害者デーに「#WeThe15」キャンペーンに参加

Posted December. 03, 2021 08:36,   

Updated December. 03, 2021 08:36

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「身体器官が本来の機能を果たせなかったり、精神能力が円滑に行われなかったりした状態」

国立国語院標準国語大辞典は、「障害」をこのように解釈している。この解釈どおりなら、生きていくことは障害を抱える過程と言える。年を取ると、誰かは膝の関節が痛くて思うように階段を上がることができず、また誰かは食べ物に塩を入れたかどうかを忘れたりするからだ。「有病長寿」時代に「私たちは皆、予備障害者」という言葉はこれ以上避けられない現実でもある。実際、昨年まで保健福祉部に登録された障害者のうち半数近い49.9%が65歳以上だ。

言い換えれば、残り50.1%はまだ「自然と」障害を抱える年齢でないにもかかわらず、障害とともに生きていることを意味する。世界的には12億人、全人口の約15%が障害者だ。国際パラリンピック委員会(IPC)、国際障害同盟(IDA)、国連「文明の同盟」(UNAOC)、ユネスコなど20余りの国際機構と機関が参加する障害認識改善キャンペーンのタイトルが「#WeThe15」である所以だ。2020東京パラリンピック(パラリンピック)から始まった「#WeThe15」は、スポーツ史上最大規模の人権保障、差別撤廃キャンペーンだ。

韓国では大韓障害者体育会(KPC)が「#WeThe15」のシンボルカラーである紫色の点灯イベント、ソーシャルメディア(SNS)リレーなどを通じて、このキャンペーンに積極的に取り組んでいる。チョン・ジンワンKPC会長は、「国際障害者デー(3日)を迎え、スポーツ活動が障害への認識を改善する触媒になると思う」とし、「政府と民間企業、個人と団体がこのキャンペーンに関心を傾けてほしい」と話した。


黃奎引 kini@donga.com