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コイン投資で40億ウォン稼いで退社した同い年の3人

コイン投資で40億ウォン稼いで退社した同い年の3人

Posted December. 01, 2021 08:24,   

Updated December. 01, 2021 08:24

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29歳の同い年の友人、カン・ギテ、キル・シヨン、ハン・ジョンスさんは今年3月、それぞれ勤めていた大手金融会社から退社した。3年前の入社時は、3人の友人は学資金融資を返済したり、株式投資などで5000万ウォンほどを運用していた平凡な社会新人だった。

しかし、1億ウォンの融資で投資した仮想通貨が「大当たり」し、一気に30億〜40億ウォン台の資産を保有した「スーパーリッチ」になった。両親と会社の先輩らからは、「ソウル江南(カンナム)に家から買いなさい」「会社はそれでも勤めなさい」と言われたが、3人はこれを拒否した。

彼らは会社を出てスタートアップを選別し、投資、コンサルティングを行う「アルファキューブパートナーズ」と、大学生や就活生などを支援する「青年コンサルティング協会(YCA)」を設立した。3人は、「仮想通貨投資で、『いつかやろう』と口先だけで言っていた3人の目標を、早く実現できるようになった。退社後、人生の速度は速くなった」と話した。

彼らの夢は投資・教育・寄付などを通じて、「若者が共に成長する生態系」を作ることだ。すでにYCAは、主体的な人生を生きていく青年を選んで、毎年2回、500万ウォンの奨学金を与えている。アルファキューブパートナーズは、済州(チェジュ)地域のスタートアップ生態系を支援するため、済州個人投資組合に1億1000万ウォンを投資した。アイデアや技術はあるが資本金のない青年に起業資金を支援し、成長を支援する「カンパニービルダー」になるというのが目標だ。

3人の友人は、依然として仮想通貨への投資も続けている。キル氏は現在、30億ウォンの資産のうち90%をビットコインとイーサリアムに投資した。カン氏も同様に、60%以上をアルトコインを含めた仮想通貨に投資し、代替不可能なトークン(NFT)や海外株式にも投資している。

最近、仮想通貨の変動性が大きくなったが、3人は長期的にコイン投資は有望だと見ている。ハンさんは、「3カ月以内にコインでお金を稼げるかどうかは分からないが、5年や10年を見通すなら今からでも始めた方が良い」と話した。

「お金の問題が解決すれば一番いいことですか。顔色を伺わずに自分がやりたいことに最も多くの時間を費やせるということです。ですから、投資が重要です。特定銘柄に嵌らず、短期売買をしない条件で、ですね」


キム・ジャヒョン記者 zion37@donga.com