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ファン・ソンウが初出場の平泳ぎで2位

Posted November. 24, 2021 08:27,   

Updated November. 24, 2021 08:27

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初出場の種目だったが、結果は「2位」だ。

「水泳の怪物」ファン・ソンウ(18・ソウル体育高校)が23日、済州道(チェジュド)にある済州総合競技場の室内プールで行われた済州漢拏(ハルラ)杯全国水泳大会男子高校の部100m平泳ぎで、1分3秒73のタイムで2位に入った。決勝第1組で一番先にタッチ板を叩いたが、第2組で全北(チョンブク)体育高のチョ・ヒョンジェ(18)が1分2秒96を記録して最終成績は2位になった。今年5月にあった国家代表選考戦でチョ・ソンジェ(済州市役所)が打ち立てた韓国記録(59秒65)とは約4秒差だ。

得意種目である100mと200mの自由形に加え、最近200m個人メドレーに種目を広げたファン・ソンウにとって平泳ぎは初出場だった。先月、全国体育大会の男子200m個人メドレーで韓国記録(1分58秒04)を樹立してからメドレーに強い興味を持つようになったファン・ソンウは、バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、自由形を順に泳ぐメドレーで、最も弱いと思っていた平泳ぎを鍛えるため、平泳ぎ種目に出場することを決めた。実戦を通じて練習したわけだ。

ファン・ソンウは、「平泳ぎのための特別な準備がなかったため、目標タイムを決めていなかった。2位内に入ろうと思っていたが、目標を達成できて嬉しい」と話した。その上で「平泳ぎまで出場している自分の姿に自然と笑みがこぼれる。泳ぐのが楽しい」と付け加えた。

ファン・ソンウは来月16日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで行われるショートコース世界選手権での善戦を目標にコンディションを調整している。100mと200mの自由形、100m個人メドレーに出場する。24日は得意種目の200m自由形200mに出場する。高校生としては最後の国内大会でもある。ファン・ソンウは、「今大会を目標に練習をしてきたわけではないので記録が伸びるとは思わない。しかし、(高校生として)最後だけに最善を尽くしたい」と気合を入れた。


金培中 wanted@donga.com