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ソウルの集中治療室稼働率が75.4%、「非常計画」の基準を超えた

ソウルの集中治療室稼働率が75.4%、「非常計画」の基準を超えた

Posted November. 13, 2021 08:17,   

Updated November. 13, 2021 08:17

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1日、段階的日常回復(ウィズコロナ)が始まってから約2週間で、重患者の増加による病床不足などの医療過負荷現象が現れている。新型コロナの拡散が加速化するにつれ、保育園はワクチン未接種者の出入りを制限する「防疫パス」の適用を始める。

12日、防疫当局によると、11日午後5時基準のソウルの「新型コロナ重患者の病床稼働率」は75.4%に達した。当初、政府がウィズコロナへの転換をしばらく止めて、非常計画(サーキットブレーカー)を発動する基準として提示した「集中治療室稼働率75%」を超えたのだ。仁川(インチョン、72.2%)と京畿(キョンギ、70.3%)も重患者病床10カ所のうち7カ所が新型コロナ患者だった。

政府は12日、再び「病床動員令」を出した。首都圏内の700病床以上の総合病院7カ所に、準重患者病床52床を追加確保するようにという行政命令が発動された。5日に続き、1週間ぶりに再び出した行政命令だ。中央災難安全対策本部のイ・ギイル第1統制官は、「患者たちの入院日数を減らし、早く退院させる病院にインセンティブを与える案も検討している」と語った。

新型コロナの病床不足は、重症患者が増えたためだ。12日、新型コロナの重症患者数は475人で、3日連続で過去最大となった。ただ、「新型コロナ」の新規感染者数は同日2368人と、前日(2520人)より小幅減少した。

政府は、防疫強化について悩んでいる。まず、最近集団感染が増えた保育所から、新たに防疫パスを適用する。また、飲食店やカフェなどの防疫パス未適用施設も防疫規則に何回も違反すれば、地方自治体レベルで防疫パスの適用を認めることにした。


ユ・グンヒョン記者 キム・ソミン記者 noel@donga.com · somin@donga.com