現代デパート社長が集合禁止違反して遊興店に出入り

現代（ヒョンデ）デパートのＡ社長が、遊興飲食店に対する集合禁止措置が下された９月と１０月、会社の車で不法営業中だった飲み屋を８回訪問したことが分かった。Ａ社長は自分の不覚だったと謝罪した。

１０日、ＹＴＮの報道によると、Ａ社長は、遊興飲食店の集合禁止期間だった９月と１０月、取締りを避けて営業していたソウル江南区（カンナムグ）の店を、計８回訪問した。Ａ社長は運転手付きの会社の車で該当の店に行った後、午後１０時が過ぎた時間まで店に止まった。

このような事実は、Ａ社長に随行する運転手らの情報提供で発覚した。運転手らは、夜遅くまでＡさんを待ちながら追加勤務したが、月給の上限を決めた包括賃金制契約のため、超過勤務手当てを受け取れなかったと主張した。

現代百貨店は１０日、「該当役員は理由を問わず、本人の不覚だと謝罪した」とし、「ただ該当店舗は一般飲食店として登録された１種遊興飲食店なので、不法営業だとは知らなかった」と釈明した。さらに「随行運転手たちの超過勤務と関連して、現在月６６時間の超過手当を一括適用している」とし、「彼らに不利益が発生しないよう、制度を改善していきたい」と付け加えた。


イ・ジユン記者 leemail@donga.com