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サイパン渡航者が1ヵ月で2.3倍増

Posted November. 08, 2021 08:58,   

Updated November. 08, 2021 08:58

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先月、航空便を利用してサイパンへ渡航した旅客者数が2000人を超えたことが分かった。9月より130%増加した規模だ。政府の段階的な日常回復政策(ウィズコロナ)と年末年始の冬季休暇を利用した人出が重なり、国際線旅客の復調が続きそうだ。

7日、国土交通部の航空情報ポータルによると、先月、仁川(インチョン)国際空港を通じてサイパンへ渡った旅客者数は2086人で、9月(904人)に比べて131%増加した。

サイパンは韓国初の「トラベルバブル」(旅行安全圏域)協約国で、新型コロナウイルス禍が始まる前の月平均出国者数(約2万人)の10%水準を回復した。トラベルバブル施行前の6月のサイパンへの渡航者は28人に過ぎなかったが、7月に255人、9月に904人と増え続けている。

サイパンと共に観光地として人気の高いグアムとシンガポールに渡った旅行客数も先月に、それぞれ1500人と3888人(外航会社含む)で、1ヵ月で48%ずつ増加した。ハワイには最近、月1000~1200人の旅行客が訪問している。ハワイは、大韓航空が19ヵ月ぶりとなる今月3日に路線運航を再開した。

サイパン、グアム、シンガポール、ハワイのいわゆる「4大休養地」の先月の渡航者数は8703人で、9月(5600人)に比べ55%増加した。今月にも、第1週(1~7日)だけで2249人が出国した。大韓航空は今月、オーストラリア・シドニーやニュージーランド・オークランド路線を、アシアナ航空とエア・ソウルは来月からグアム路線の運航を開始する。


申東秦 shine@donga.com