３３年前発売の任天堂ゲームパックが１億ウォンで落札

未開封の任天堂の１９８８年作「スーパーマリオブラザーズ２」のゲームパック（カセット）が、先月３０日（現地時間）、米オークションで８万８５５０ドル（約１億６２６万ウォン）で落札されたと、ＣＮＮ放送などが報じた。同ゲームのビニールをはがした状態での中古製品は、オンラインで約２０ドル（約２万４０００ウォン）で取引されている。未開封製品だという理由で、約４４２７倍もの金額で販売されたのだ。

米不動産オークション会社のハリット・グループは最近、北東部インディアナ州で、家主が死亡した家を処分する中で、故人のクローゼットからこのゲームパックを発見した。当時クローゼットの中には数多くの任天堂の古典ゲームがあり、特に開封していない「スーパーマリオブラザーズ２」の状態が最高水準だった。実際に鑑定評価を実施した際も「Ａプラス」を受けたと、ハリットグループは明らかにした。このゲームパックを購入した人は、南部フロリダ州の実業家だという。

専門家らは、新型コロナウイルス以降、流動性が増え、収集価値の高い物への需要も同様に増加し、高い落札価格が形成されたと見ている。７月には１９９６年に発売された「スーパーマリオ６４」の未開封ゲームパックが１５６万ドル（約１８億７２００万ウォン）で落札された。これまでのテレビゲームオークション史上最高値だ。


キム・イェユン記者 yeah@donga.com