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与党「公捜処は孫検事の捜査にスピードを」、野党は「令状請求は政治介入」と反発

与党「公捜処は孫検事の捜査にスピードを」、野党は「令状請求は政治介入」と反発

Posted October. 27, 2021 08:26,   

Updated October. 27, 2021 08:26

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検事総長の告発教唆疑惑と関連して、孫準晟(ソン・ジュンソン)検事に対する拘束令状実質審査が行われた26日、与党「共に民主党」は「捜査のスピードを出さなければならない」とし、高位公職者犯罪捜査処(公捜処)に迫った。一方、保守系最大野党「国民の力」は、「公捜処の政治介入」とし、強く反発した。

「共に民主党」の「告発教唆綱紀紊乱真相究明タスクフォース(TF)」は同日、会議を開き、公捜処と裁判所に要請した。TF団長を務める朴柱民(パク・ジュミン)議員は、「(孫氏に対する)拘束令状が発行されて身柄が確保され、捜査にスピードを出すことができるといい」と話した。また「(孫氏が)召喚に応じず、捜査に非協力的なので、令状請求という手段を公捜処が選択した」とし、「令状は必ず発行されなければならない」と強調した。

一方、国会法制司法委員会所属の「国民の力」議員らは、「孫氏に対する令状請求は公捜処の政治介入宣言」と対抗した。彼らは声明で、「証拠では尹氏の関連を明らかにできないため、『孫検事拘束令状ショー』を通じて『国民の力』の大統領選候補予備選挙に介入しようとしているとしか思えない」と批判した。さらに、「公捜処が政治中立の義務と適法手続きを無視し、『国民の力』の予備選挙に影響を及ぼそうとする政治工作だ」とし、「誰が公捜処に令状を迫り、誰が政治工作を指示したのか」と疑惑を提起した。

「共に民主党」の再反論も続いた。野党議員の声明を受け、「共に民主党」の李龍彬(イ・ヨンビン)報道担当は、「(公捜処の予備選挙介入という主張は)言語道断であり、公捜処の正当な捜査を政治的行為で罵倒する居直りの主張だ」とし、「尹氏が政治捜査に没頭した政治検事なので、すべての捜査を政治的に解釈しようとするのかもしれない」と述べた。


許桐準 hungry@donga.com