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離党した 郭尚道議員除名案めぐり「国民の力」指導部が対立

離党した 郭尚道議員除名案めぐり「国民の力」指導部が対立

Posted October. 02, 2021 08:18,   

Updated October. 02, 2021 08:18

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京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)の大庄(テジャン)地区開発疑惑の中心にある火天大有(ファチョンデユ)資産管理から息子が退職金50億ウォンを受け取って物議を醸した郭尚道(クァク・サンド)議員の国会議員除名案をめぐって、保守系最大野党「国民の力」の指導部内で意見が対立している。

同党の李俊錫(イ・ジュンソク)代表は1日、フェイスブックを通じて、「普段より半拍子はやくても足りない時に、『全斗煥(チョン・ドゥファン)新軍部』とまで言われて党務をする必要はないだろう」とし、「『尚道守護』はないと党代表が発言するやいなや、反発してメディアプレーをする姿は慚愧の念に堪えない」と述べた。李氏が前日夜、緊急最高委を開くと、趙修眞(チョ・スジン)最高委員が会議の出席を拒否し、「無所属議員の除名を最高委が決定できるのか。全斗煥新軍部もこのようなことはしなかった」と批判したことに反発したのだ。李氏は「その退職金が犯罪なのか、火天大有の不法と関係があるのか」という趙氏のメールを公開し、「あなたのメールで国民と党を説得してみよ」とも述べた。

この「尚道守護」論議に野党の大統領選候補も加勢した。尹錫悦(ユン・ソクヨル)陣営は1日、論評を出し、「郭氏が自ら一日も早く進退を決めるべきだ」と主張した。劉承旼(ユ・スンミン)元議員は趙氏に対して、「50億ウォンのために『2030世代』が支持を撤回し、国民が怒る声が聞こえないのか」と述べ、元喜龍(ウォン・ヒリョン)前済州道(チェジュド)知事も、「寺が嫌なら僧が出て行けばいい」と主張した。

雇用労働部は、郭氏の息子ビョンチェさん(31)の産業災害調査報告書を14日以内に提出するよう火天大有側に通知したことを明らかにした。郭氏が火天大有から産災慰労金の名目で約44億ウォンを受け取っても、勤労福祉公団に産災申請をせず、産災隠蔽の論議が起きていることによる措置だ。雇用労働部は、火天大有が期間内に報告書を提出しなければ、産災隠蔽の調査に着手する方針だ。


チャン・グァンソク記者 ソン・ヘミ記者 jks@donga.com · 1am@donga.com