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今年の秋夕の大半は「ホーム型秋夕族」、「地域から離れない」が36%

今年の秋夕の大半は「ホーム型秋夕族」、「地域から離れない」が36%

Posted September. 17, 2021 08:42,   

Updated September. 17, 2021 08:42

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会社員のチョ某さん(35)は妻と相談して、今年の秋夕(チュソク、陰暦8月15日の節句)連休期間中、家に居ることにした。この夫婦は祝日になると旅行に出かけたりしたが、新型コロナの感染者数がなかなか減らなかったため、旅行計画を諦めたのだ。その代わり、自宅で祝日の雰囲気を出すため、チヂミや松餅などの食べ物を少しずつ作って食べることにした。

秋夕の連休期間が5日に上る上、災難支援金まで支給されたが、今年の秋夕は家で楽しく過ごそうとする会社員が大多数であることが分かった。これは東亜(トンア)日報とジョブコリアが6〜10日、会社員1037人を対象に行ったアンケート調査の結果だ。

秋夕当日をどう過ごす計画かという質問に、回答者の36.3%が「町から出ない」と答えた。秋夕に両親の家を訪問すると答えた割合は58.8%で、コロナ禍以前の節句に両親の家を訪問したと答えた割合(78.8%)を大きく下回った。旅行に行くか、ゴルフなどの趣味生活をする計画だという回答の割合はそれぞれ8.9%と7.3%にとどまった。

自宅で秋夕を過ごす「ホーム秋夕族」が増え、「秋夕当日、秋夕料理を食べる」と答えた人は63.2%に達した。伝統的な節句料理を用意する方法としては、「直接調理する」(73.7%)という答えが最も多かったが、持ち帰り(16.0%)、ミルキット(5.0%)、出前(3.1%)など多様な答えが出た。檀国(タングク)大学心理学科のイム・ミョンホ教授は、「距離確保の祝日が長くなり、『祝日に必ずしも家族や親族に会う必要はない』というトレンドが定着した」とし、「ただ、祝日を巡る懐かしさを食べ物で慰める需要が増えたようだ」と語った。

ホーム秋夕族が増え、サラリーマンらが予想する今年の秋夕の経費は31万ウォンと、昨年より2万ウォン減少した。秋夕の経費を減らすと答えた人は、「コロナのために近所の近くにだけ留まる計画」(66.1%)や「祭祀を行わない」(27%)などを理由に挙げた。

秋夕経費の大半はコロナ禍で、直接訪問が難しくなった両親のためのプレゼントや小遣いを渡すのに使うという人が多かった。全体回答者(複数回答)の69%が、秋夕経費を主に両親の小遣いに使うと答えた。続いて外食(30%)、交通やガソリン(25%)、祭祀の膳立て(23%)に経費を支出するという回答が多かった。


パク・ソンジン記者 イ・ジユン記者 psjin@donga.com · leemail@donga.com