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カン・ユンソンを検察送検、被害者に謝罪

カン・ユンソンを検察送検、被害者に謝罪

Posted September. 08, 2021 08:08,   

Updated September. 08, 2021 08:08

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先月末、電子足輪を切る前後に2人の女性を殺害した容疑で拘束されたカン・ユンソン(56)が、2人の被害者のほか、別の人物を殺害しようと計画していたことが7日、明らかになった。先月31日の逮捕状実質審査当時、「もっと多くの人を殺せなかったのが悔しい」と暴言を吐いたカン容疑者はこの日、検察に送検され、「被害者と隣人、家族に心から謝罪する」と頭を下げた。

ソウル松坡(ソンパ)警察署は同日、カン容疑者に殺人、殺人未遂、詐欺、与信専門金融業法違反、電子装置付着等に関する法律(電子装置付着法)違反など計6つの容疑を適用して検察に送検した。警察によると、カン容疑者は先月26日午後6時20分ごろ、ソウル松坡区巨餘洞(コヨドン)の自宅に最初の被害女性A氏を連れて行き、凶器で脅した後、首を絞めて殺害し、被害者のクレジットカードを奪った。29日午前3時半ごろ、蚕室(チャムシル)漢江(ハンガン)公園の駐車場で、2番目の被害女性B氏も首を絞めて殺害した。

警察は、カン容疑者の通話記録などを分析する過程で、カン容疑者が被害女性のほかにもう一人の女性を殺害しようとした事実を確認し、殺人未遂容疑を追加した。カン容疑者が、A氏のクレジットカードで携帯電話4台を買い、コンビニで品物を購入したことについては、詐欺と与信専門金融業法違反の容疑を適用した。

カン容疑者は犯行動機について、「債務などの金銭問題を解決するため」と警察に供述した。A氏はお金を借りようとして断られたため、B氏は「貸した金を返さなければ通報する」と言ったので殺害したという。しかし警察は、カン容疑者が犯行前に凶器を準備した点などから見て、事前に犯行を計画したものと見ている。


權基範 kaki@donga.com