韓国に来たアフガンの「友」、韓国社会の包容力を見せる時だ
Posted August. 27, 2021 08:40,
Updated August. 27, 2021 08:40
韓国に来たアフガンの「友」、韓国社会の包容力を見せる時だ.
August. 27, 2021 08:40.
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アフガニスタンの韓国大使館や韓国国際協力団(KOICA)、韓国の病院、職業訓練院などで韓国政府のアフガン再建活動に協力したアフガン人とその家族378人が26日、韓国軍の輸送機に乗ってパキスタンを経由して入国した。韓国が人道の理由で外国人を大規模に移送して受け入れたのは初めて。入国者らは、忠清北道鎮川(チュンチョンプクト・ジンチョン)の国家公務員人材開発院で約6週間滞在する。政府は出入国管理法施行令を改正し、彼らに長期滞留資格を与える計画だ。 タリバンの報復の脅威にさらされた韓国の協力者を大規模移送作戦で無事に退避させ、避難所を提供したことは、国際社会の一員としての人道的責務、さらには韓国の道義的責任の履行であり、歓迎することだ。韓国は、米国主導のアフガン戦争を支持し、現地の再建活動にも参加した。危機に直面した韓国の友を冷遇することはできない。国際社会で韓国の役割が増えたことで、その周辺のことまで果たすべき義務も増えたのだ。 紛争地域の外国人、特に韓国への協力者の大規模な国内への収容は初めてのことだ。政府は彼らを難民ではなく「特別功労者」と規定した。難民審査には多くの時間がかかることを考慮し、彼らを難民認定者に準ずる特別な待遇をするための措置だ。彼らには安定した滞留のために長期滞留ビザが発行され、制限なく就職活動ができるようにする計画だという。今後、彼らに対する温かい支援を通じて、韓国社会の包容性も示さなければならない。韓国社会の一部に難民の受け入れに対する拒否感があるのも事実だ。3年前のイエメン人の済州(チェジュ)入国の時に起こった論議が再演される兆しもなくはない。しかし、難民の受け入れは国際社会に韓国の成熟度を示す指標でもある。この機に、低い水準の韓国の難民認定率も振り返る必要がある。今回の入国者は多くが医師や看護師、IT専門家、通訳、訓練講師などだという。後に国際社会で「永遠の親韓派」として韓国にもっと大きな助けになるかもしれない。
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アフガニスタンの韓国大使館や韓国国際協力団(KOICA)、韓国の病院、職業訓練院などで韓国政府のアフガン再建活動に協力したアフガン人とその家族378人が26日、韓国軍の輸送機に乗ってパキスタンを経由して入国した。韓国が人道の理由で外国人を大規模に移送して受け入れたのは初めて。入国者らは、忠清北道鎮川(チュンチョンプクト・ジンチョン)の国家公務員人材開発院で約6週間滞在する。政府は出入国管理法施行令を改正し、彼らに長期滞留資格を与える計画だ。
タリバンの報復の脅威にさらされた韓国の協力者を大規模移送作戦で無事に退避させ、避難所を提供したことは、国際社会の一員としての人道的責務、さらには韓国の道義的責任の履行であり、歓迎することだ。韓国は、米国主導のアフガン戦争を支持し、現地の再建活動にも参加した。危機に直面した韓国の友を冷遇することはできない。国際社会で韓国の役割が増えたことで、その周辺のことまで果たすべき義務も増えたのだ。
紛争地域の外国人、特に韓国への協力者の大規模な国内への収容は初めてのことだ。政府は彼らを難民ではなく「特別功労者」と規定した。難民審査には多くの時間がかかることを考慮し、彼らを難民認定者に準ずる特別な待遇をするための措置だ。彼らには安定した滞留のために長期滞留ビザが発行され、制限なく就職活動ができるようにする計画だという。今後、彼らに対する温かい支援を通じて、韓国社会の包容性も示さなければならない。
韓国社会の一部に難民の受け入れに対する拒否感があるのも事実だ。3年前のイエメン人の済州(チェジュ)入国の時に起こった論議が再演される兆しもなくはない。しかし、難民の受け入れは国際社会に韓国の成熟度を示す指標でもある。この機に、低い水準の韓国の難民認定率も振り返る必要がある。今回の入国者は多くが医師や看護師、IT専門家、通訳、訓練講師などだという。後に国際社会で「永遠の親韓派」として韓国にもっと大きな助けになるかもしれない。
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