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米北朝鮮担当特別代表「北に敵対的意図はない」、韓米が対北人道支援策を協議

米北朝鮮担当特別代表「北に敵対的意図はない」、韓米が対北人道支援策を協議

Posted August. 24, 2021 08:42,   

Updated August. 24, 2021 08:42

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韓米合同軍事演習が行われている中、訪韓した米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表が、韓国政府と北朝鮮への人道支援について議論した。キム氏は、北朝鮮が反発した韓米合同軍事演習について、「定例的で防衛的な性格」とし、「米国は北朝鮮に敵対的意図を持っていない」と強調した。特に、韓米両国は同日、協議中の人道支援の分野として保健や感染防止対策、飲み水の衛生を明らかにし、北朝鮮の反応が注目される。

 

キム氏は同日、魯圭悳(ノ・ギュドク)韓半島平和交渉本部長と北朝鮮核問題をめぐる韓米首席代表協議を行った。キム氏は、「今は韓半島において重要な瞬間」とし、「北朝鮮の交渉相手といつどこででも会う準備ができている」と条件のない対話の意向を再確認した。

両国が、北朝鮮を対話のテーブルに引き出す誘引策として主に議論したのは、北朝鮮に対する人道支援だった。魯氏は、「人道的協力案、国際機関や非政府機構(NGO)を通じた対北朝鮮人道支援案を議論した」と話した。キム氏も、「北朝鮮に対する人道支援の可能性を話し合った。5月の韓米首脳会談の共同声明に明示された通り、南北対話と関与に対する米国の支持を再確認した」と述べた。キム氏は同日、崔領埈(チェ・ヨンジュン)統一部次官に会った後、対北朝鮮支援団体など南北協力関連の非政府機構関係者らに会った。北朝鮮への人道支援に対する意見を聴いたという。


崔智善 aurinko@donga.com