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釜山海水浴場を閉鎖、「夕食は3人集まり」禁止

釜山海水浴場を閉鎖、「夕食は3人集まり」禁止

Posted August. 09, 2021 08:32,   

Updated August. 09, 2021 08:32

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首都圏に続き、釜山(プサン)の社会的距離確保も4段階に格上げされる。海雲台(ヘウンデ)や広安里(クァンアンリ)など、釜山地域の7つの海水浴場は閉鎖される。釜山市は8日、「10日午前0時から距離確保を4段階に引き上げる」と発表した。4段階の防疫は22日夜12時までとなっている。海水浴場の閉鎖だけでなく、大手スーパやデパートなど多人数利用施設の運営時間も午後10時までと制限される。これに先立って、釜山市は6日、「距離確保3段階」と「遊興施設営業禁止の行政命令」を維持すると発表したが、2日後に防疫強化を決定した。

それだけ非首都圏の新型コロナウイルス感染拡大の状況が深刻だ。8日午前0時基準の非首都圏の新規感染者は703人。第4次流行後、初めて700人を超えた。全体感染者も、週末基準で最も多い1729人だった。

さらに危険なのは、感染後に症状が全くなかったり、症状が軽かった後に悪化する患者数が急増することだ。中央事故収拾本部が、与党「共に民主党」の南仁順(ナム・インスン)議員に提出した資料によると、感染後、生活治療センターから感染症担当病院や治療病床に移った患者数は、7月第4週に1日平均196人だった。これは4月第1週(34人)の約6倍の水準だ。

このため、無症状や軽症患者を対象に検討していた「自宅治療」にも、事実上ブレーキがかかった。仁川市(インチョンシ)は当初、1人暮らしの世帯などのための「家庭安心治療」のモデル事業を実施しようとしていたが、当面延期することにした。


柳根亨 noel@donga.com