プロ野球SK(現SSG)の監督を務めた李萬洙(イ・マンス)ハルクファウンデーション理事長(63)の大型似顔絵が大リーグ、シカゴ・ホワイトソックスの本拠であるギャランティード・レート・フィールドに展示された。
28日、ハルクファウンデーションによると、最近米国でアジア人への嫌悪が大きな問題として浮上する中、ホワイトソックス球団は「人種差別をなくそう」という趣旨で、これまでチームに貢献したアジア系4人を選んで似顔絵を作った。2000年から7シーズン間、ブルペン補助コーチを務め、2005年、チームのワールドシリーズ優勝を一緒にした李さんはじめ投手としてプレーした高津臣吾、2塁手だった井口資仁、球場アナウンサーのユジン本田が選ばれた。
ホワイトソックスに所属した最初の韓国人だった李さんは、「米進出初期は徹底的に異邦人扱いされたが、その後多くの人々の助けと愛で克服した」とし、「今回の展示が人種差別をなくすのに役立つことを願う」と語った。
李憲宰 uni@donga.com