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SK(株)、米水素企業モノリスに数百億の持分を投資

SK(株)、米水素企業モノリスに数百億の持分を投資

Posted June. 04, 2021 08:12,   

Updated June. 04, 2021 08:12

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SKグループの投資型持株会社・SK(株)が、米水素企業モノリスに数百億ウォン台の持分投資を行う。モノリスは、世界で初めて「青緑水素」の大量生産に成功したメーカーだ。

SK(株)は3日、米最大手の発電・再生可能エネルギー開発会社・ネクストエラとともに参加した今回の投資を最終的に終えており、リーディング投資家としてモノリス取締役会の議席も確保したと明らかにした。

モノリスは、天然ガス分解工程を通じて水素を得るが、この過程で発生する二酸化炭素をゴムやインクの素材になる固体形態のカーボンブラックで抽出する独自技術を持っている。100%水分解によって作られる「グリーン水素」と、炭素工程で作られるが温室効果ガスの排出を減らした「ブルー水素」の中間段階である青緑水素に分類される技術だ。

今回の投資を基に、SK(株)は2025年までに28万トン規模のクリーン水素の生産体制を構築するという水素事業ロードマップにさらに一歩近づけるものと期待される。

これに先立って、SK(株)は昨年末、グループレベルの水素事業担当組織「水素事業推進団」を新設した。今年1月は、SK・E&Sと約1兆8000億ウォンを投資して、グローバル水素先導企業の米プラグパワーの持分約10%を確保し、筆頭株主に浮上した。


郭道英 now@donga.com