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得点とアシストでリーグ4位、歴代最高のシーズンを終えた孫興民

得点とアシストでリーグ4位、歴代最高のシーズンを終えた孫興民

Posted May. 25, 2021 08:22,   

Updated May. 25, 2021 08:22

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トッテナム・ホットスパーの孫興民(ソン・フンミン=29)が豊富な個人記録を作成して2020-2021シーズンを終えた。孫興民は24日、敵地レスターで行われた今季イングランド・プレミアリーグ(EPL)最終節レスターシティ戦に先発出場し、後半ロスタイムに交代するまで94分間プレーした。

トッテナムは前半41分のハリー・ケインの先制ゴールと、後半31分の相手GKのオウンゴール、後半41分とロスタイムに決めたガレス・ベイルの2ゴールなどで4-2で勝った。トッテナムは来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)出場権の獲得には失敗したが、2021-2022シーズンに新設されるヨーロッパ・カンファレンスリーグ出場権を獲得した。ヨーロッパカンファレンスリーグはELの下部リーグだ。

チームの成績は期待に及ばなかったものの、孫興民は最も華やかなシーズンを送った。今季の各種大会で22ゴール17アシストで39の得点関与数を記録した。これまで自身の最多得点関与数だった2019-2020年シーズンの30を超えた。

孫興民は、EPLで得点とアシストでそれぞれ4位タイに入った。EPLで記録した17ゴールは、車範根(チャ・ボムグン)氏が1985-1986シーズンにドイツ・ブンデスリーガのレバークーゼンで記録した韓国人のヨーロッパリーグ1シーズン最多得点とタイだ。また、クラブ史上初めて、2シーズン連続の10ゴール・10アシスト以上を記録した。

孫興民は昨年9月のEPL第2節サウサンプトン戦では1試合4ゴールで、EPLで自身初のハットトリックを記録した。続いて昨年10月にはブンデスリーガを含む欧州リーグ通算100ゴールを超え、車氏(98ゴール)を超えてアジア選手の欧州ビッグリーグでの最多ゴールの主人公になった。また、相棒のケインとはリーグで計14ゴールを生み出し、EPLのシーズン最多合作ゴール新記録を立てた。

トッテナムは今季途中にジョゼ・モウリーニョ監督が更迭されるなど曲折があった。看板スターのケインは今夏にチームを去ることを暗示している。同日、孫興民とケインは試合終了のホイッスルとともに10秒以上を抱き合った。また、ケインが受賞した得点王とアシスト王のトロフィーを一緒に掲げて記念写真も撮影した。孫興民はソーシャルメディア(SNS)にこの写真をアップし、「おめでとう。兄弟よ。受賞に値するね」と祝福のコメントを残した。


李元洪 bluesky@donga.com