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ゲイツ氏、女性職員との「不適切な関係」暴露されMS取締役を退任 米紙報道

ゲイツ氏、女性職員との「不適切な関係」暴露されMS取締役を退任 米紙報道

Posted May. 18, 2021 08:06,   

Updated May. 18, 2021 08:06

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離婚訴訟が進行中のマイクロソフト(MS)の創業者ビル・ゲイツ氏(66)が同社の女性職員と数年にわたって性的関係を持ったことが暴露され、同社取締役会から締め出されたという証言が出た。

米紙ウォールストリート・ジャーナルは16日、匿名の関係者たちの話として、2019年末に同様の暴露があり、同社の取締役会が法律事務所に依頼して真相調査に乗り出すと、ゲイツ氏が取締役を退任したと報じた。ゲイツの妻メリンダ・フレンチ・ゲイツ氏(57)は2019年、弁護士を雇用して離婚を準備したという。

ゲイツ氏は昨年3月、「慈善事業に専念したい」として取締役を退任した。当時はゲイツ氏の婚外関係についての調査が進行中だったが、一部の取締役はゲイツ氏の退陣に同意した。調査結果が出る前にゲイツ氏自ら辞任したのだ。

同紙によると、ゲイツ氏との不適切な関係が暴露された女性エンジニアは、2人の関係を詳しく記した手紙を取締役会に送り、役職の変更を要求したという。女性は、自身の手紙を「メリンダ氏にも渡してほしい」と言ったという。メリンダ氏が手紙を読んだかどうかは分かっていない。ゲイツ氏のスポークスマンは、報道について「20年前に不倫関係にあったが友好的に終わった」とし、「ゲイツ氏が取締役会を辞退したのは、これと関係ないことだ」と釈明した。

ゲイツ氏がMSや慈善団体「ビル・アンド・メリンダゲイツ財団」の職員に接近したという証言も出た。ニューヨークタイムズは16日、ゲイツ氏が2006年の報告書を発表した女性職員に電子メールを送り、夕食に誘った報じた。1、2年後にはニューヨーク出張に帯同した財団の女性職員に「あなたと付き合いたい」と話したという。

メディアが報じたゲイツ氏の不適切な行動が離婚に影響を及ぼしたという見方が流れている中、ゲイツ氏のスポークスマンは「夫婦の離婚の背景にまつわる数多くの虚偽事実が報道され遺憾だ」とコメントした。


金民 kimmin@donga.com