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ミャンマー国軍司令官、ASEAN首脳会議参加へ

ミャンマー国軍司令官、ASEAN首脳会議参加へ

Posted April. 20, 2021 08:18,   

Updated April. 20, 2021 08:18

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クーデターを主導したミャンマー国軍のミンアウンフライン最高司令官が24日、インドネシア・ジャカルタで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に参加する見通しとなった。2月1日のクーデター後、18日までに738人の民間人の死者が発生する中、虐殺の最高責任者であるフライン氏が国際社会で国家首班の待遇を受けることに対し、ミャンマー民主陣営が激しく反発している。

 

18日、ASEAN議長国のブルネイのハサナル・ボルキア国王は、ASEAN10ヵ国の首脳がジャカルタで会うことに同意したと明らかにした。先月、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領がミャンマー事態を議論するための特別会議の開催を提案した後、遅々として進まなかった議論が1ヵ月ぶりに具体化した。

 

一方、ミャンマー民主陣営と少数民族が連合した「国民統一政府(NUG)」のモー・ゾー・ウー副外相は、「ASEANがミャンマー事態に乗り出したいなら、NUGと交渉しなければならない。軍事政権を認めてはならない」と批判した。「ドクター・ササ」と呼ばれるNUG報道官は、「フラインは最高司令官ではなく、最高殺人者「(Murderer-in-chief)」と述べた。

現地メディア「イラワジ」は、14~18日のミャンマー最大祝祭「ティンジャン」の期間に治安部隊の流血鎮圧で少なくとも26人が死亡し、クーデター以後の死者が738人になったという。このような中、軍部は18日に国営放送を通じて、集会場で逮捕された市民が暴行を受けた写真を公開し、批判を受けた。6枚の写真には、青年集会の参加者が治安部隊によってひどい拷問を受けて血を流し、顔が腫れている姿もあった。


金民 kimmin@donga.com