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大統領府に防疫企画官を新設、高まるワクチンと第4波への不安に対応

大統領府に防疫企画官を新設、高まるワクチンと第4波への不安に対応

Posted April. 17, 2021 08:02,   

Updated April. 17, 2021 08:02

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新設された大統領防疫企画官に奇牡丹(キ・モラン)国立がんセンター教授(56・大韓予防医学会新型コロナ対策委員長)が16日内定された。大統領府は同日、「奇新任防疫企画官は、予防医学専門家として社会的距離確保キャンペーンの提案とドライブスルー方法などの防疫対策と国民の新型コロナウイルス感染症の理解に大きく貢献してきた」とし、「防疫企画官室の初秘書官として、その役割を成功的に果たしていくと期待する」と明らかにした。

大統領府が防疫企画官を新設したのは、新型コロナの状況が続き、ワクチン需給を巡る不安が高まると、専門家を起用して新型コロナの克服に全力で対応するという意志を強調したものと見られる。これから奇新任防疫企画官は、社会政策秘書官が手掛けていた防疫およびワクチン接種業務を取り仕切ることになる。

氏は、昨年新型コロナの流行初期から政府の「社会的距離確保」関連諮問機関である「生活防疫委員会」と予防接種計画を総括する「予防接種委員会」などで活動した。奇企画官の夫である李載榮(イ・ジェヨン)元対外経済政策研究院長は、昨年4月15日の総選挙当時、与党「共に民主党」に入党し、慶尚南道梁山(キョンサンナムド・ヤンサン)甲から戦略公認を受けたが落選した。


ユ・グンヒョン記者 パク・ヒョモク記者 noel@donga.com · tree624@donga.com