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高さ38mのリオのイエス像より高く、43mのイエス像を作るブラジル

高さ38mのリオのイエス像より高く、43mのイエス像を作るブラジル

Posted April. 13, 2021 08:27,   

Updated April. 13, 2021 08:27

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リオデジャネイロの象徴であるイエス像で有名なブラジルで、それよりも大きなイエス像が輪郭を現した。「擁護者キリスト(Christ the Protector)」と呼ばれる高さ43メートルのこのイエス像は、完工すれば世界で3番目に高いイエス像になる。

 

12日、英BBCによると、ブラジル南部都市エンカンタドに建設中の擁護者キリストの写真が同日公開された。2019年から作り始めたこのイエス像は、頭と両腕が完成し、年末に完工予定だ。リオデジャネイロの名物で観光客が多く訪れる「コルコバードのキリスト像」(高さ38メートル)より5メートル高い。両腕の長は36メートルで、内部には40メートルの高さまで観覧客のためのエレベーターが設置される。

 

BBCによると、現在世界で最大のイエス像はインドネシア・スラウェシの「ブントゥ・ブラケイエス像」(52.55メートル)。2番目は、ポーランド・シフィエボジンの「クライスト・ザ・キング」(52.5メートル)だ。

 

擁護者キリストは3月、新型コロナウイルスの合併症で死亡したアドゥロアルド・コンジャティ・エンカンタド市長(当時)が提案した。市長は2019年、地域の観光活性化と経済回復に向けてイエス像建設を推進した。工事費35万ドル(約3億9千万ウォン)は全額個人と企業の基金が充てられたと、BBCは伝えた。

 

ブラジルの人口は今年基準2億1399万3441人(世界6位)で、国民の8割以上がカトリック信者だ。同日、世界統計サイト「ワールドメーターズ」によると、ブラジルの新型コロナウイルス累計死者数は35万3293人と集計され、米国、インドなどと共に世界最大の新型コロナウイルス被害国に挙げられる。


李恩澤 nabi@donga.com