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全北が「白昇浩獲得」を発表、水原は法的対応を予告

全北が「白昇浩獲得」を発表、水原は法的対応を予告

Posted March. 31, 2021 08:17,   

Updated March. 31, 2021 08:17

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ドイツ2部リーグでプレーしている白昇浩(ペク・スンホ=24、SVダルムシュタット)がKリーグ1・全北(チョンブク)のユニホームを着る。

全北は30日、「選手登録締め切りが31日に終了し、水原(スウォン)への加入が困難になった状況下で、Kリーグへの復帰を希望している白昇浩が、無事選手生活を続けられるようスカウトする方針を決定した」と発表した。全北は、韓国プロサッカー連盟を通じて選手登録に問題がないことを確認した。

FCバルセロナ(スペイン)ユース出身の白昇浩は、以前水原と結んだ合意内容を履行せず、今年初めに全北入団を推進し、議論を巻き起こした。白昇浩は2010年、水原ユースのメタン中学校に通っていた時、水原の支援でバルセロナユースに留学した。当時、Kリーグ復帰の際は水原に入団するという内容の合意書を作成した。しかし、白昇浩が水原の同意なしに全北加入を打診すると、水原は強く反発して法的対応を予告した。

全北は、「有望な選手がグラウンドに立てず選手生命が中断すれば、Kリーグに好ましくない前例として残ることになりかねない、という面を考慮した」として白昇浩獲得の背景を説明した。水原と白昇浩側との支援金返済問題などについては、「今後、白昇浩と水原が利害当事者として解決しなければならない問題」と線を引いた。水原は白昇浩側が合意を違反し、他クラブへの移籍を推進したことに対し、法的対応に乗り出す方針だ。

昨年、史上初のKリーグ14連覇を達成した全北は、最近主力選手が30代を越え、高齢化問題を抱えている。白昇浩の獲得でさらに若くなったMF陣の構成はもちろん、チーム全体に活気を吹き込んでくれることを期待している。


金東昱 creating@donga.com