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BTS「人種差別されたことがある…憎悪は止まるべきだ」

BTS「人種差別されたことがある…憎悪は止まるべきだ」

Posted March. 31, 2021 08:17,   

Updated March. 31, 2021 08:17

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グループ防弾少年団(BTS)が、アジア系に対する嫌悪に反対する立場を明らかにした。最近、米ジョージア州アトランタで、銃撃で韓国系などアジア人女性が死亡した事件をきっかけに、米国でアジア人を対象にした人種憎悪犯罪への懸念が高まっていることによるものだ。

BTSは30日、公式ツイッターにハングルと英語でそれぞれ書いた立場を掲載して、「愛する家族を亡くした方々に労いの言葉を伝える。悲しみとともに心から怒りを感じる」と明らかにした。彼らは「現在起きていることは、アジア人として(米音楽市場に進出した)私たちのアイデンティティと切り離すことはできない」とし、「私たちは人種差別に反対する。私たちは暴力に反対する。私、あなた、私たちは皆尊重される権利がある。共にする」と述べた。BTSは「#StopAsianHate」(アジア人への憎悪を止めろ)と書いたハッシュタグをつけた。

BTSは、「僕たちはアジア人という理由で差別された記憶がある」と、自分たちの経験談についても語った。「道を歩いている途中、何の理由もなく悪口を言われ、外見を卑下されたりもした」とし、「さらにはアジア人がなぜ英語を話すのかとも言われた」と話した。BTSは、「人種が違うという理由で、憎悪と暴力の対象になるということは、わたしたちが表現できない苦痛だろう」と付け加えた。


イ・ホジェ記者 hoho@donga.com