孫興民欠場のトッテナムが連敗脱出、アストン・ヴィラに２－０勝利

孫興民（ソン・フンミン＝２９）が抜けたトッテナム・ホットスパーが連敗から抜け出した。

トッテナムは２７日、バーミンガムの敵地ヴィラ・パークで行われた今季イングランド・プレミアリーグ（ＥＰＬ）アストン・ヴィラ戦で２－０の勝利を収めた。

１５日のアーセナル戦で左ハムストリングをケガして交代した孫興民は、１９日にあったディナモ・ザグレブ（クロアチア）とのヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦第２戦に続き、２試合連続で欠場した。

同日、カルロス・ヴィニシウスとハリー・ケイン（写真）でツートップを立てたトッテナムは、前半１９分にビニシウスの先制ゴールを、後半２３分にケインのＰＫを決めて勝利した。自ら得たＰＫを決めたケインは１７得点目となり、モハメド・サラー（リバプール）とＥＰＬ得点ランクで首位タイになった。アシスト１位（１３）のケインだが、得点関与数も「３０」で１位をマークしている。

アーセナル（１－２）とザグレブ（０－３）に敗れた連敗から脱したトテナムは、１４勝９敗６分け（勝ち点４８）でＥＰＬ６位につけた。ザグレブ戦で予想外の大敗を喫してＥＬ８強進出に失敗したトテナムは、同日の試合に敗れればチームの雰囲気がさらに沈みかねないところだったが、勝利を挙げたことで、来季欧州チャンピオンズリーグ出場権が与えられる最後の順位である４位争いに再び火をつけた。トッテナムは４位のチェルシー（勝ち点５１）を勝ち点差３で追いかけている。


李元洪 bluesky@donga.com